西武ライオンズの「負の連鎖」が、まさかこんなところにまで波及するとは…。カタログ通販大手「ベルーナ」が年末に配送予定だったおせち料理のうち、約1万5000件を配送できなくなったと発表したのだ。
ベルーナは12月28日夜、公式ウェブサイト上で、次のように説明。
〈商品出荷準備の手配にミスがあり、商品をお届けすることができなくなったことが判明いたしました〉
すでに代金を支払った人には返金するとしている。
ベルーナは2022年3月1日から2027年2月28日までの5年間、西武ライオンズの本拠地・西武ドームのネーミングライツを取得。今では野球ファンの間ですっかりお馴染みになっている。西武と同じ埼玉を拠点にするだけに、おせち料理を注文した西武ファンは多かったのではなないだろうか。
ネーミングライツの契約時、源田壮亮は「ベルーナドーム元年にしっかり花を添えられるよう、チーム一丸となって優勝を目指す」と抱負を語っている。その年こそAクラス入りしたものの、翌年は5位に沈み、今季はぶっちぎりで最下位を独走したのはご存知の通り。
おまけに優勝への意気込みを語っていた源田はこの年末、銀座ホステスとの不倫が発覚。ファンには何の説明もないまま、雲隠れを続けている。
山川穂高の女性トラブルとFA移籍、就任2年目だった松井稼頭央監督の休養発表、4番・岸潤一郎のネットナンパ不倫、12球団最低の入場者数、チーム歴代ワースト2位の勝率など、「負の連鎖」が止まらない西武。
お正月のおせち料理を楽しみにしていた人にとってはとんだ災難になってしまったが、もしかすると「西武の呪い」なのかもしれない。
(ケン高田)