芸能

東尾理子がニセ情報に「私、生きております」…「タレントの死亡説」はどうして流れるのか

 なんとも不吉な「タレントの死亡説」。そんなニセ情報に振り回されたのは、タレントでプロゴルファーの東尾理子だ。本人がインスタグラムで完全否定する事態になったのだが、その発端はSNSアプリ「スレッズ」による投稿だった。

 そのタイトルは、次のように記されていた。

「東尾理子の〝突然死″の真相…極秘で挙げていた葬儀の全貌や出席者達の正体に一同驚愕…!元女子ゴルファーで活躍したタレントの次女が両足切断で車椅子生活の現在に言葉を失う…」

 ところがその中身はというと、突然死どころか次女の両足切断のことも触れられていなかった。このとんでもないデマに、東尾は〈私、生きております、、、元気に〉と反応したのである。

なぜこのような死亡説が出てしまうのか。

「今回はおそらくPV(ページビュー)稼ぎの悪質なデマサイトが流している可能性が高いですね。こうしたサイトは出所や管理人が明記されていないことから追及しにくく、発信源がなかなか特定できないのです。最も死亡説が多いのは芸人ですね。クールごとに出演する俳優と違って、テレビ出演が少なくなると、途端に人気がなくなったと言われてしまう厳しい世界。音沙汰がないと、彼らを軽視する風潮からか『死んだのでは』という根も葉もない噂を立てられやすいのです」(芸能ジャーナリスト)

 過去に死亡説が流れた芸人には小島よしお、エド・はるみ、つぶやきシローなど、いわゆる「一発屋」に分類される人物が並ぶ。だが死亡説によって、逆に注目を浴びるパターンもあった。

 1996年には志村けん死亡説が飛び交った。その際のワイドショー直撃インタビューで「オレは生きてるよ。少し頭が薄くなったけどね」とジョークを飛ばしていたが、確かにその時期は「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」(TBS系)や「志村けんのだいじょうぶだぁ」(フジテレビ系)がすでに終了していた。しかし、そこから再びブレイク。1999年には映画「鉄道員」に出演したり、2004年からは「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)がスタートするなど、最後まで駆け抜けた。

 今やネット全盛時代。こうした噂は今まで以上に、瞬く間に広がってしまう。その真偽を見極めないといけないのだ。

(魚住新司)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
南原清隆が証明…もう似顔絵も名前表示もテレビ画面に映せなくなった松本人志の「絶望的未来」
2
相撲協会理事長の面目丸つぶれ!名門・八角部屋が見るも無残な「関取ゼロ」の暗黒期へ
3
【新日本プロレス】団体最高峰の王座戦「対戦相手がショボい」ので「セミ扱い」の大ブーイング
4
不倫横行はNHKの「企業風土」…不倫同棲がバレた「ニュース7」畠山衣美アナに下される「見せしめ処分」
5
すがちゃん最高No.1「壮絶過去」で好感度爆上げ&柏木由紀と熱愛も「まさかのCM差し替え」深刻事態