7月4日に放送されたバラエティ番組「めちゃ2イケてるッ!2時間SP」の視聴率が6.3%だったことがわかった。この日、同番組では全国から集まった子供たちがダンスをするという「全国ちびっこ超本気ダンス選手権」を放送。しかしその内容に、視聴者からは疑問の声があがっているという。
「めちゃイケSPといえば、毎回、安定した視聴率を稼げていたのですが、今回は裏番組の『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)や『ジョブチューン』(TBS系)といった人気番組だけでなく、テレビ東京の旅番組にも敗北、同時間帯における民放最下位の視聴率となりました。やはり身内でもない素人子供のダンスを見たいと思う視聴者が少なかったのでしょう。それをダラダラと2時間も放送するスタッフのセンスには視聴者からも疑問の声があがっています」(テレビ誌記者)
今回ばかりはさすがのめちゃイケファンも我慢できなかったようで、ネットでは「昔と比べて最近の放送はつまらなくなっていたが、「今回はその比じゃない!」「別の番組を見ているようだった」と批判の声が相次いでいる。まためちゃイケといえば、今年の「27時間テレビ」(フジテレビ系)を担当することになっているが、すでに関係者からは絶望視されているという。
「めちゃイケは数カ月前から、岡村がホンキーマンというキャラクターでライザップとコラボしたダイエット企画、オアシズ・大久保のマラソン企画など27時間テレビと絡めた内容を放送してきましたが、そのどれもが1ケタ視聴率を記録。今年、他の企画は2ケタを獲ることもありましたが、27時間テレビ関係の企画は完全に視聴者から避けられていた。そのため27時間テレビでは歴代最低視聴率を叩き出すのではないかと、局内のスタッフは戦々恐々しているそうです」(テレビ関係者)
27時間テレビのテーマは、「本気を見せて現代のテレビ危機を救おう」というもの。しかし実際問題、「テレビの危機」というより「フジテレビの危機」と言ったほうが正しいのかもしれない。
(森嶋時生)