放送作家・鈴木おさむの妻でお笑いトリオ「森三中」の大島美幸が5日、「世界の果てまでイッテQ」(日本テレビ系)で出産シーンを披露した。大島は、CCDカメラ付きヘルメットを被って“出産自撮り”に挑み、その映像がお茶の間に流れたのだ。
これに対し、ネット上では「大島の出産は見たくないのでチャンネル変える」といった意見が多く寄せられた。実際に視聴率は急降下。その後も、ツイッターでは「出産を商売にするな」「出産まで芸にするとか最低」との批判が後を絶たなかった。
大島は今回の映像公開について、「子供を産むことの凄さ、素敵さ、そして芸人って凄い、母親って凄いってことを家族で見て感じてもらえたら」と語っていたが、「結局、テレビ局に映像を売ったわけだから、どんなにキレイごとを言っても“商売”であることは否めない」と芸能ジャーナリストは手厳しく言い放った。さらに、「この夫婦にとっては出産もビジネス」と言ってこう続ける。
「鈴木は絵本の自費出版に続き、1年間の育休宣言をしました。しかもその期間を自ら『父勉(ちちべん)』と命名。イクメンに変わるブランドを立ち上げたわけですよ。今後はこの『父勉』で出版やドラマ化、評論などのビジネスに広げていくのは間違いないでしょう」
困難を乗り越えての出産だっただけに、喜びもひとしおなのだろうが、何事も「過ぎたるはなお及ばざるが如し」。親バカビジネスにならないよう故事に倣ってほしいものだ。
(李井杏子)