8月20日に放送されたドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ系)第7話の視聴率が8.2%だったことがわかった。ここのところ右肩下がりだった同ドラマの視聴率だが、今週は数字が上昇したという。
「第7話は主人公演じる北川景子と、刑事役の三浦貴大の2人が犯人たちの潜伏先へ乗り込むという展開でした。またフジテレビは放送前に『前代未聞のラスト15分』と大々的に宣伝していたものの、印象的なシーンは三浦が犯人にナイフで何度も刺され続けるぐらいで、特に斬新な展開はありませんでした。そのため視聴者からは『どこが前代未聞?』『大げさな宣伝をするな』との不満が出ているようです」(テレビ誌記者)
今回はその大げさな宣伝に釣られた視聴者が多かったのかもしれない。しかし視聴率アップの理由はそれだけではないとの声も。
「今回、キャストの2番手であり、主人公がどこへ行こうとも引っ付いてきていた川口春奈の登場シーンがほとんどありませんでした。川口といえばドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)で歴史的な低視聴率を記録した、いわくつきの女優でもあります。そのため、一部の視聴者からは『右肩下がりの低視聴率に川口の出番が減らされたのでは』との意見もあるようです」(前出・テレビ誌記者)
今回は偶然、川口の出番が少なかっただけかもしれない。しかし自分がほとんど出演していない回に限って視聴率が上昇したのは、川口としてもおもしろくはないだろう。
(森嶋時生)