8月22日から23日にかけて放送された「24時間テレビ38 愛は地球を救う」(日本テレビ系)。チャリティーランナーを務めたDAIGOも100キロマラソンで涙の完走を果たし、番組は無事終了。一方で恒例ではあるが、一般視聴者からは「ジャニーズのゴリ押しはいらない」という声が聞こえていた。
番組前半はHey! Say! JUMP・山田涼介の主演ドラマや、嵐、V6、Hey! Say! JUMPの3世代が集いトークを展開した「嵐にしやがれ」などで構成され、笑いあり、涙あり、なおかつジャニーズ盛りだくさんと、ジャニーズファンには満足度の高い内容になっていたようだが、今年は例年以上にツイッターなどで「DAIGOのマラソンをワイプで抜いてくれ(画面の隅で、小さく放送する)」「DAIGOの様子をもっと見たい」という書き込みが多かったのだ。
「先月放送されたフジテレビの『27時間テレビ』では、マラソンランナーを務めた大久保佳代子が、車を使ってワープしたというウソ情報が拡散。そういった経緯もあって、同番組のマラソン企画にも疑いの目を向ける視聴者が増えました。また、DAIGOの場合はもともと体が強くないという触れ込みがあったため、『DAIGOもワープした?』と茶化すような書き込みも多かった。応援している人たちにとってはそういったコメントの一つ一つが不快なため、その疑惑を完全に晴らすためにも、マラソンの様子を小さくでも中継してほしかったようです。また、番組終盤の苦しそうなところはたくさん映されていましたが、そこまでの過程を知るために、前半の快調に走っているDAIGOの姿を見たかったという視聴者は非常に多かったようです」(週刊誌記者)
案の定、ライトな視聴者からは「DAIGOが見たいのにジャニーズばっかりで飽きたからチャンネル変える」「ジャニーズが嫌で番組変えてたら、いつの間にかDAIGOのゴールイン見逃したよ!」など、不満が爆発している。
一度はマラソンのオファーを保留にし、迷いに迷って参加を表明したDAIGOだけに、ファンがフルで見たかったのはうなずける。「また来年は芸人系に戻るのでは」という声も一部からは出ているが、一生懸命走っても「またワープしたのでは?」と疑われてイメージダウンしたのでは二の足を踏むタレントが続出するかもしれない。
(田村元希)