DAIGOの100キロマラソンの武道館ゴールインが視聴率34.6%を記録するなど、さすがの名物番組ぶりを見せた「24時間テレビ38 愛は地球を救う」(日本テレビ系)。その視聴率効果か、メインパーソナリティーを務めたV6の森田剛の生き方が「カッコイイ」とファン以外からも称賛されているのだ。
同番組はV6とHey! Say! JUMPという2組のメインパーソナリティーで展開する初の試みということもあり、両グループのメンバーがさまざまな企画で積極的にトークに参加。そんな中、自らはトークに絡んでいくこともなく、あまり笑いもせずクールな姿勢を貫いたのが森田だった。その彼の株が上がったのはメインパーソナリティー2組と嵐を交えての3世代ジャニーズトークコーナーでのこと。
同企画内で、V6とHey! Say! JUMPが親睦を深めるための食事会を実施したことが報告された。その際、V6の長野博にHey! Say! JUMP・伊野尾慧が失礼な態度をとり続けていたため、普段はめったにしゃべらない森田が一喝したというのだ。
「ネット上では『物静かだけど、大事なところではちゃんとキレる森田は本物の男前』と称賛の声が続出しました」(芸能記者)
さらに、森田が携帯のメールアドレスを頻繁に変えて随時の報告もないため、V6のメンバーでもアドレスを把握できていないということも判明。なんらかの拍子でメンバーにアドレスを知られてしまった場合、翌日にはアドレスを変更しているという。
普通なら理解しがたいエピソードだが、これが若い世代の視聴者に刺さったようだ。
「つながりをやたら大切にする時代に、その逆行ぶりがカッコイイ」「一人で生きていける証拠」「彼氏にはしたくないけど、男っぽさは感じる」「それで仕事に穴を開けないならすばらしい」など、我が道を行く姿勢に感銘を受けたコメントが相次いだ。
「森田クラスの人気者となれば、たくさんの女性と交友関係を持っているはず。ですが森田の性格上、相手が女性であってもアドレスを変更したことをいちいち相手に報告していないため、アドレス帳の登録件数もかなり少ないということ。頻繁に変える理由について、本人は『(メンバーにも)知られたくないから』と説明していましたが、たしかに最近の男性の在り方とは違いますね。きっと陰で泣いている女性も多いでしょう(笑)。今度はそのケジメのつけ方を聞いてみたいですね」(アイドル誌ライター)
男は黙ってなんとやら‥‥。こんなブルージーな生き方が現代でも通用するとしたら、男としてはうらやましいばかりだ。
(佐伯シンジ)