歌手の倖田來未が16日、東京都内で行われた日本ネイリスト協会創立30周年パーティーに出席した。06~08年まで同協会主宰のネイルクイーンに連続受賞し、ネイル業界に貢献したその功績をたたえ、今回「30周年特別表彰」として、改めてクイーンオブザクイーンに選ばれたというカタチだ。
黒のロングドレスで登壇した倖田は、パールやシルバーアクセをあしらって“ミューズ”をイメージしたというネイルを披露。「ネイルは私にとっておしゃれの一部」と話し、ショートネイルはもちろん、「パソコンで歌詞を書くときや料理をする時」でさえも「長さがあってもその距離感に慣れてくる」と、子育て中の生活ながらロングネイルも取り込んで、おしゃれを楽しんでいることを語ったのだった。
ところが、このニュース見たネット民からは「この爪で料理や育児はないわ~」「爪って雑菌の宝庫じゃないの?」「ロングネイルで子育ては子供を傷つけるのでは」といった批判コメントが殺到。倖田のその育児姿勢に、「母親としてどうなの?」といった疑問の声が多くあがったのだ。
「かつて、モデルでタレントの益若つばさも、自身のブログでバラやパールをあしらった立体的なネイルを施したことを報告した際、『そんな爪で家事ができるのか』『爪の凹凸に汚れがたまって不衛生だ』といった趣旨のコメントが寄せられ、益若本人とネット民の間で“ネイル論争”が繰り広げられましたが、今回もまったく同様の指摘を受けています」(芸能ライター)
この論争のなかで益若は、衛生面を問うならば「ネイルやメイクなど何もしていない方が素晴らしいかもしれません」とした上で、最近の美容業界には「衛生面に気を配った技術もある」と、状況に応じて専門家と相談しながらおしゃれを楽しむべきではと提案している。
「3週間おきにデザインを変えてます」と言うほどネイルにはこだわっている倖田。益若と同様に反論に出るのか、あるいは沈黙を守るのか。その動向に注目が集まっている。
(佐藤マコト)