「パチンコで勝ってマンションを買った」。ウソのような本当の伝説を持つ、元いいとも青年隊の芸能界最強パチンカー・マンション久保田(65)に、パチンコで常勝する極意を聞いた!
─現在は大分県の別府市に住まわれて、毎日パチンコを打たれているとか。
そうなんだよ。最近体調を崩して、仕事はちょっとセーブしてたんだけどね。今はもうバリバリ働いてます。まあ、休んでいた時期もパチンコは打ってたんだけどさあ(笑)。
─長年打たれているわけですが「最近の機種は肌に合わない」なんてことはありますか。
ないですね。「(PF機動戦士ガンダム)ユニコーン」(SANKYO)とか、「エヴァ15(新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜)」(Bisty)も好きだし、ラッキートリガー搭載機なんかも面白いよね。まあ、ちょっと初期投資がかさむ機種が増えたかな、とは思うけど。
昔の「エキサイト」(藤商事)なんかは朝イチに電源を入れた際、4分の1で勝手に天国モードに入っていたからさ、数百円ずつカニ歩きするだけで勝負になったんだよ。その当時に比べたらさすがにねぇ。でも当たれば何でも面白いからさ(笑)。
─最近は波の荒い機種も増えましたが、収支はいかがですか。
悪くないですよ。楽しく打ってます。
─ぜひ、その立ち回り術を教えてください。台選びはどういうところを見ているんですか。やっぱり釘ですかね。それとも角台がいいとか?
昔は店の入り口付近の角台とかよかったんだよ。雨が降ると湿気で盤面が反るから釘に玉が絡んで、ポケットによく入ってくれたしね。今は空調がバッチリだから、そんなことはないんだけど。でも結局、今も昔も、パチンカーにとっては「よく回る台を見つける」というのが一番の仕事だからね。釘は当然、見るよ。
─僕みたいなライト層のファンからすると、釘を読むのは至難の業です‥‥。
あんまり難しく考えなくていいんだよ。なんだったら、ヘソが他の台と比べて大きく開いているかどうか見るだけでもいい。それで1000円で12回しか回らない台じゃなくて、18〜19回転する台を選べるかもしれないんだから。3000円くらい打ってみて、あまりにも回りが悪ければ、別の台に移ってもいいしね。どうしても上振れ、下振れはあるし、見た目だけでは決められないところもあるんだよ。
─最近は液晶画面が大きくなった分、釘も少なくなりました。
ヘソまで遠くなったよね(笑)。でもさ、ストロークをくふうすることで回りがよくなることもあるのよ。台にはだいたい「ここに打ってください」って矢印のマークがあるでしょ? でも例えば「ユニコーン」だと、そこじゃなくて、右打ちにならない程度に、ピョコッと飛び出ている突起を目がけて強めにブチ当てる。すると勢いがついて、ヘソまでよく届くようになったりすることもあるのよ。回りが落ちた時は、ストロークに変化を加えてみるのも手だね。