いまやテレビ朝日のドル箱といっても過言ではない人気ドラマ「相棒」。3月16日に終了した「season14」は、放送前から水谷豊演じる杉下右京の“新相棒役”が誰になるのかと大いに話題になったものだが、その座をものにしたのは反町隆史であった。
その注目の第1話の平均視聴率は18.4%と好発進。しかし、その後は低空飛行が続き、シーズン全体の平均視聴率は15.3%。しかも、全20話中11話が15%以下という大失態を演じてしまった。
この数字を受け、次回以降も反町が続投されるのかは不明だが、ここにきて意外な人物の待望論がテレビ朝日周辺から聞こえてきているという。NHK朝ドラ「あさが来た」で大ブレイクしたディーン・フジオカだ。ドラマ関係者が明かす。
「テレ朝サイドが熱望していると聞いています。CMにドラマにと、いまや業界引っ張りだこのフジオカは、7月スタートのドラマまではスケジュールがほぼ埋まっている状態ですが、『相棒』は10月スタート。可能性がないとも言えません。例えば警視庁からFBIに研修に行って帰ってきたフジオカ演じる刑事が“特命”に配属なんて面白そうですね。フジオカは語学も達者だし、中国武術やキックボクシングの経験もありアクションもできる。右京が好きなチェスもフジオカの趣味の一つ。案外気が合うのではないかと思います」
これまでにも仲間由紀恵、稲垣吾郎など数々の名前が浮上しては消える右京の相棒役。もしもフジオカ登場となれば、過去最高の視聴率を獲得するのも夢ではなさそうだが‥‥。
(李井杏子)