7月10日に放送される選挙特番の「みんなの選挙2016」(フジテレビ系)に、藤田ニコルの出演が決まった。今回の参院選から選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられ、この世代の代表として18歳の彼女に白羽の矢が立った形だ。そんな藤田の登場に割を食うタレントがいるのだという。芸能ライターが耳打ちする。
「それは政治大好きタレントを売りにしている春香クリスティーンです。彼女も今回の選挙特番に出演し、本人は『選挙ウォッチングは誰にも負ける気がしません』と意気込んでいますが、視聴者へのインパクトでは18歳の藤田に敵わないでしょう。しかも彼女には、国会議員からもらったサインをひけらかすなど政治家の追っかけに過ぎないという批判もあり、発言の説得力にも疑問符が付きそうです」
ともあれ政治大好きを名乗るからには、ここが最大の頑張りどころになる春香。だが今回は藤田だけではなく、他のゲストにもお株を奪われかねないというのだ。芸能ライターが続ける。
「お笑い芸人の厚切りジェイソンが、アメリカ人として日本の選挙を一刀両断する役割で出演します。IT企業の役員でもある彼は、全国紙から参院選に関する取材も受けているほど。スイス人ハーフの春香が得意としていた『海外からの視点』をジェイソンが担うのは確実です」
政治大好きタレントという独自のポジションを築いてきた春香だが、そのポジションには需要があったのか。そんな根本的な問いを今回の選挙特番では問われることになりそうだ。
(金田麻有)