菊川怜(46)が7年半の結婚生活にピリオドを打った。
東大卒のエリートで俳優、バラエティーや情報番組のMCとしても活躍していた菊川は結婚するまで、ほとんどスキャンダルも恋愛報道もなかった。
そんな彼女が交際数カ月で結婚したお相手は、9歳年上の資産数百億円とも言われている実業家だった。
「当時は玉の輿婚ともてはやされたが、結婚早々、お相手の男性には内縁関係にあった女性との間に婚外子が4人もいたことが報じられました。その上、結婚して数カ月経っても同居していなかったことで、様々な憶測を呼び、結婚生活は波乱の幕開けでした」(スポーツ紙記者)
それでも3人の子供をもうけ、一見、順風満帆に見えていたが、
「一番下の子はまだ2歳。それでも離婚を選択したのは、それなりの大きな理由があったからでしょう。昨年から徐々に活動を再開し4月には8年ぶりにドラマにも復帰しました。離婚発表の数カ月前には、子供3人を連れて実家に戻っていたといいますから、離婚に向けて準備していたのでしょうね」(芸能関係者)
菊川のような高学歴で、キャスターやアナウンサーとして活躍していた女性が結婚すると、「玉の輿婚」「トロフィーワイフ」などという見出しで報じられることが少なくない。
現在もキャスターとして活躍中のOは、医師で実業家の男性と結婚したが、夫と一般女性の不倫が報じられると、1歳の子供を連れて離婚した。
「情報番組のMCを務めるZは、2度の離婚と3度の結婚を経験しています。いわゆる女性キャスターの草分けと言われ、政財界の大物たちの間でも、ファンクラブができるほどの人気だったMも、東大出身の弁護士と結婚しましたが、4年もたずに破局しました。いずれも離婚の理由は異なりますが、共通しているのは、彼女たちが離婚に向けて主導権を握っていたことです」(前出・芸能関係者)
成功した男性が、自分の地位を誇示するトロフィーのような妻と結婚するのを「トロフィーワイフ」と言うが、彼女たちの場合は逆で「トロフィーハズバンドだった」と話すのは古参のプロダクション関係者だ。
「高学歴、高収入、高い地位や名声を持つ〝三高女子〟は、自分と同等か、あるいはそれ以上のものを結婚相手に求めるんです。彼女たちは経済的にも、社会的にも自立しているので、さらに自分のステイタスを上げてくれる夫を無意識に選ぶ。でも、そういう男性は、お金も持っているし、野心家でよくモテる。普通の家庭生活はなかなか難しいでしょう」