ファンが増えることはいいことだが、さすがにこの事態は喜べない。
今年6月から8月にかけて行われた「乃木坂46 真夏の全国ツアー2016」では全国6都市を回り、約18万人を動員。先月4日に幕張メッセで行われた全国握手会ではツアー効果もあり、前回の約2倍のファンが集まるなど、この夏を通してさらにファンの数を急増させた乃木坂46。
欅坂46の誕生によりファンが欅坂に流れることも心配されたが、乃木坂の勢いはとどまることを知らず。今のところは何の心配もなさそうだ。
しかし、問題点も急浮上中だという。新規ファンが増えたことで握手会やライブでのマナーが目に見えて悪化、メンバー直々に注意喚起する事態にまで発展している。
「秋元真夏はファン向けに配信するモバイルメールで、川村真洋はトークライブアプリ・755で、ライブ開演中および開演前に無意味な叫びやコールを辞めてほしいとお願いしています。アイドルのライブでは推しメンの名前を叫んだりするのは定番ですが、その日のライブに参加していないメンバーの名前や、乃木坂と無関係のことを叫んだりするファンが急増中。もちろん観客の一部ではありますが、数人で参加している若いファンに多いようですね」(エンタメ誌記者)
また、握手会ではメンバーに暴言を吐いていく厄介なファンの出現率も上がっているのだとか。
「10月1日には京都パルスプラザで全国握手会を行いましたが、松村沙友理は握手会の開催時間中に755で『あんまりひどいこと言われると心折れますのでやめて頂けたら幸いです、、、』とツイート。5月に同地で開催された個別握手会でも、ファン対応に定評がある衛藤美彩が厄介なファンの口撃にあい、涙してしまったことが話題になりましたからね」(アイドル誌記者)
松村のツイート後には、ファンの多くが松村に激励の言葉をかけたようで、それを受けて松村は755で「みんなめっちゃ励ましてくれて元気でました。99.9999%いい人やから大丈夫だよ!」とツイート。
メンバーをわざわざ困らせて面白がる心境がわからないというのが大方の意見。なかなか難しい問題だが、彼女たちのメンタルが崩壊するようなことだけは避けてほしい。
(石田安竹)