1月9日の「EXD44」(テレビ朝日系)では、「一番ヤバい話が勝ち!ゴシップルーレット」と題し、芸能人にゴシップを暴露してもらい、最も強烈だった人に賞金10万円を贈る企画が放送された。
出演は7股交際女優の遠野なぎこ、5000人の知り合いを持つお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也、独身プレイボーイのマイケル富岡、元Jリーガー・岩本輝雄の4人。テレビ誌記者が渋い顔で振り返る。
「出てきたタレントが小粒なら、語るエピソードもピー音がバンバン入った腰の引けた演出で、さっぱり盛り上がりませんでした。この手の暴露ものは、噂の主が誰だかわからないと楽しめませんよね。相手が特定されないようエピソードについても、具体性に欠けるものが少なくなかった」
番組では、「有名女優をネタにしたら事前に了解を得なかったと激怒され、芸能界抹殺を宣言された」(入江)、「元スポーツ選手の7股女遊び」(岩本)、「芸能人元夫婦との三角関係」(富岡)などが語られたが、やはり一番攻めていたのは奔放キャラの遠野だった。
「台本にないシーンでいきなりアンダーウェアの中に手を入れてきたカツラ疑惑のある大物俳優の頭をつかんで阻止した話や、時代劇の現場でヒップを触る大物俳優の『初恋の人に似てる』という口説き文句が『何かかわいいから』と黙認したことを告白していました。目玉は首相経験のある大物政治家に口説かれたエピソード。大物女優と舞台で共演した時、女優の知り合いの政治家と3人で食事。手紙のやりとりなどを繰り返した後、その政治家と2人きりで食事した際に『今夜帰したくないな』と囁かれ、タクシーの中でキスしたのだとか。遠野は『関係は結んでない』と言い張っていましたが、初デートで最後までイクのがモットーの超肉食系な彼女ですから、本当はそのままベッドインしていた可能性もありそうです」(芸能ライター)
ネット上ではさっそく相手を特定する作業がスタート。スポーツ紙記者が解説する。
「ポマード首相こと、故・橋本龍太郎氏を推す声が多いですね。銀座ホステスに暴露本を出されたり、中国の女スパイとの関係が噂されたり、外遊時に女性通訳に関係を迫るなど、下半身スキャンダルには事欠きませんでした。すでに亡くなっていることもあって、ネタを解禁したのでは」
五輪問題でテレビに出まくりの森喜朗氏だったら、一大スキャンダルだったのだが、果たして‥‥。
(塩勢知央)