NGT48の中井りかが9月24日放送回に出演したバラエティ番組「EXD44」(テレビ朝日系)で、小学校で6年間いじめを受けていたことを告白した。
番組では中井が社会学者の古市憲寿とともに番組プロデューサーの人生相談にのるという企画を実施。ともに炎上キャラで知られる2人だが、炎上することについて聞かれた中井は、「悪口言っている人とかって私のこと気になって仕方ないんですよ」「わざわざ調べてそこまで叩いてくるってことは、気になって気になって仕方がないってことだから、その人の人生に食い込めてるって思って『私の勝ちだな』って感じです」と、まったく炎上することを気にしていないと自信たっぷりに語っていた。
ただ、幼少時代の話になるといじめを受けていたという驚きの事実が明らかに。
中井によれば「小学校までは自分最強って思ってるぐらいマウントのてっぺんにいるみたいな感じだった」というが、「小学校からいじめられて。6年間いじめられていました」と長い期間のいじめに遭っていたことを告白している。
このエピソードには古市氏も「いじめっ子じゃなくていじめられっ子だったんだ」と驚いていたように、世間からも「え、この子もいじめられたの?」「この子がいじめを受けていたっていうのは意外だな」「いじめられる前は素直な子だったりして…」などといった声が上がっていたように、衝撃を受けていたようだ。
「今や国民的アイドルとなった乃木坂46も生駒里奈(現在は卒業)や白石麻衣、北野日奈子などいじめを受けていたメンバーが多く、当初は明るく元気なイメージのAKB48とは対照的に、乃木坂は控えめな子が多いイメージでした。そのため、過去にいじめを受けていたアイドルは、どうしても自分に自信が持てないことから謙虚な姿勢を持っているように感じていましたが、中井の場合はいじめを受けて『性格がひん曲がり、歪み倒しました』と話していましたから、逆のパターンだったようですね。どうしていじめられてしまったのか、その経緯も気になりますから、もう少し掘り下げてほしいところでしたね」(エンタメ誌ライター)
だが、その“歪み倒した結果”が、強靭なメンタルを培い、現在の個性にもなっているだけに、炎上に恐れず、自身の強みを今後も発揮してほしいところだ。
(田中康)