女優の早見あかりが、アイドル時代の暗黒ぶりをカミングアウトした。3月14日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)にて早見は、8年前から書き続けている日記を公開。その内容に「ももいろクローバー」在籍時から彼女を応援していたファンが「壮大な闇を見た」と恐れおののいているようだ。
アイドル誌のライターが耳打ちする。
「早見が明かした09年5月の日記には『いそがしかったー。体中いたいー』『つかれた』『もういや』と、中3だった彼女が発するSOSが書き連ねられていました。当時のももクロはメジャーデビュー前で、過酷なインディーズアイドルの生活に体がついていかなかったのかもしれません。その後にブレイクしたからいいものの、ももクロがインディーズのまま終わっていたら、黒歴史として早見の経歴から抹消されていたかもしれませんね」
当の早見は前年11月にももクロに加入したばかり。その頃のももクロは全国の電気店を回るドサ周り的なツアーの真っ最中で、ワゴン車に車中泊しながら24カ所で104公演という過酷なアイドル生活を送っていたのである。前出のアイドル誌ライターが当時の思い出を振り返る。
「あるイベントの楽屋を訪れた時、机に突っ伏して寝ている早見を目撃。クールビューティーで評判だった彼女も寝顔には中学生らしいあどけなさが残り、『本当に疲れているんだな』と心配になったほどです。その姿を思い返すと、あんな日記を書いていたのも納得してしまいますよ」
早見はその後、自身の存在意義やアイドルへの適性などで悩み続け、11年4月にももクロから脱退。それ以降はアイドル路線から決別し、女優として成長した形だ。今はきっと、日記にも日々の嬉しかったことや楽しかったことなどが綴られているのかもしれない。
(金田麻有)