俳優・小出恵介が未成年女性との飲酒・不適切行為を理由に活動を無期限停止したことで、テレビ業界が大混乱だ。NHKでは7月24日、29日にBSプレミアムで放送予定だった出演映画「のだめカンタービレ 最終楽章」の放送中止を決定した。
ところがその放送中止が影響したのか、「のだめ」をはじめとする小出関連の作品が、にわかに注目を浴びているというのである。テレビ誌のライターが驚いた様子で語る。
「活動停止発表の翌日の6月9日時点で、ネット通販最大手のアマゾンでは『のだめ』の前後編が邦画のドラマ映画部門でランキング2位と3位に躍進。さらに4位には小出の主演作『風が強く吹いている』がランクインしました。同映画は7年も前の作品ですから“小出効果”で売れているのは確実でしょう」
さらに小出の雑誌連載をまとめた書籍「俺の同級生」もタレント本部門の総合18位にランクアップ。通常なら2年前のタレント本が急に売れるはずもなく、これもまさに“小出特需”と考えて良さそうだ。
惜しむらくは、1st写真集の「おいらと蒼い」にこれといった動きがないこと。同書は06年の発売ゆえすでに在庫がなく、中古本だけではランクを押し上げるほどの冊数は売れないのかもしれない。ここはぜひ出版社側も再販を検討してみては?
(白根麻子)