オーシャン・マリタイム・マネジメント社

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(8)パートナーを世界中に増産

国連安保理が06年10月に対北朝鮮制裁決議を採決したあと、台湾当局は核・ミサイル開発にも転用可能なコンピュータ数値制御工作機械を含むハイテク製品を不正に台湾から北朝鮮へ輸出したとして、数社の台湾企業を摘発した。「中でも『トランスメリット社』…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(7)北朝鮮にしかできない隙間産業

「『銀河3号』に使われている部品は、秋葉原などで買える電気部品をハンダ付けしたもので、手作り感いっぱいのホームメイド(笑)。でも、それが長距離ロケットとして実際に飛ぶわけです。西側諸国の技術者たちは北朝鮮の技術力は低いとか、みすぼらしいと吐…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(6)ミサイル機密情報を盗もうと…

北朝鮮が開発した大量破壊兵器などを売却・転売している国は多数存在する。「代表的なのがシリア。シリアでは昨年4月、アサド政権が猛毒の神経ガス、サリンを使用して多くの市民が犠牲になり、米政府が武力攻撃で制圧しました。実はサリンを製造したシリア科…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(5)核兵器開発のほうが安上がり

北朝鮮は国際社会で孤立している──。そんなイメージを持っている人は多いのではないか。いや、現実はその逆。かの国を生き長らえさせている「武器シンジケート」が世界各国に点在しているのだ。前回までは北朝鮮の武器密輸を担う同国最大の海運会社「OMM…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(4)日本の制裁は「抜け穴」だらけ

そこに一陣の風が吹いた。翌15年3月、日本海を航行していたオーシャン・マリタイム・マネジメント社(以下、OMM)の貨物船「ヒチョン号」が荒天のため、鳥取県境港の沖合、美保湾内からわずか5キロの場所に停泊。慣例として日本政府は、人道的見地から…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(3)驚きの「貨物船ロンダリング」

「ところが、北朝鮮は締めつけが厳しくなることを想定し、オーシャン・マリタイム・マネジメント社(以下、OMM)による『船舶会社1社につき貨物船1隻のみ』という戦略を進めて目立たないようにし、さらに貨物船を香港ミラエ社のような外国企業にあてがう…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(2)登記簿にあった「日本人代表者」

さらに、船舶から押収した資料や通信記録から、パナマに運河通行料を支払っていたフロント企業が判明。それが香港に本社を置く「ミラエ・シッピング香港」(香港ミラエ社)だった。「この会社には11年2月にも、オーシャン・マリタイム・マネジメント社(以…

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元国連捜査官が見た北朝鮮「ブラックホール」(1)パナマで見つかった大量兵器

ミサイルと核の脅威で国際社会を挑発し続ける北朝鮮。国連があらゆる「経済制裁」を加えてもなお、開発がやむことはない。その資金はいったいどこから来ているのか。超閉鎖的国家の「ブラックホール」に潜む禁断の非合法実態を、国連捜査の現場からつぶさに見…

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