「サンミュージックプロダクション」といえば、日本を代表する大手芸能事務所の一つだ。
かつては松田聖子、桜田淳子など数多くの人気アイドルを輩出し、現在も森田健作や安達祐実、カンニング竹山など数多くの売れっ子タレントを抱えている。
その一方で、ここ10年間を振り返ると、当時所属していた酒井法子が法律違反の薬物を巡る「取締法違反」で逮捕されたり、ドル箱タレントだったベッキーがロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不貞騒動で世間の大バッシングを受けて、一時期芸能活動を休止している。
ベッキーに関しては、芸能活動復帰後の初CM出演となった女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営会社が60億円を超える負債総額で破綻するなど、何かと災難続きだ。
そうした中、ここに来て新たな火種がくすぶっているという。
「初入閣をきっかけに最近、週刊文春の報道をきっかけに、国税当局への口利き疑惑が取り沙汰されている片山さつき地方創生相ですが、実はタレントとしての窓口はウチがずっとやっているんですよ。ベッキー騒動がようやく沈静化してきたと思ったら、今度は片山さんということでスタッフもみんな頭を抱えていますよ」(同事務所の関係者)
同事務所の“負の連鎖”はまだまだ続くのか──。
(しおさわ かつつね)