今春、鳴り物入りでフリー転身を果たすTBSの宇垣美里アナ(27)。すでに大手芸能事務所の「オスカープロモーション」入りが確実視されているが、ここにきて他の事務所への移籍が取りざたされるなど、波乱含みとなっている。芸能関係者が明かす。
「彼女は昨年末の段階でオスカーと契約合意に至ったのですが、正式に契約書を交わすのは今年3月。そんな中、この“空白の期間”を利用した『最終交渉』がオスカーを巻き込む形で、宇垣アナといくつかの他事務所との間で行われているんです」
つまり、正式退社まではフリー転身後の契約ができないだけに、その間隙を縫って逆転を狙うライバルの存在があるというのである。それにしても「最終交渉」とは何か。
「2月10日放送の『サンデー・ジャポン』で宇垣アナ本人がフリー転身を報告した際、所属事務所について『今もどこにしようかなと検討中です』と答えていたのですが、この裏に『あわよくばオスカー以上の好条件を引き出したい宇垣』と『まだ宇垣アナ獲得を諦めていない事務所』による最後の駆け引きが行われているんですよ」(芸能関係者)
仮にオスカー以外に所属することになれば、掟破りとして問題視されかねない危険な駆け引きだが、先の芸能関係者は「そうなる可能性は十分ある」と断言する。
「他事務所から宇垣アナに提示されている条件は『歩合7割がギャラ取り分』など、オスカー以上の厚遇を提示する破格のものばかり。さらには華々しく『女優転身』をもくろむ宇垣アナの希望を汲んで『女優として猛プッシュ』を確約する動きもあるようです。タイムリミットまで約1カ月、彼女を巡る最終争奪戦は激化必至ですよ」
そして、小川アナに続く激震に見舞われているのがテレビ朝日だ。というのも、ベテランアナの下平さやかアナ(46)が夫である元巨人・長野久義の「広島移籍」に揺れているからだ。1月7日に長野のカープ入りが決まって以来、ささやかれているのが、彼女の「3月退社説」と「広島移住説」なのだ。
1月26日、AbemaTV「みのもんたのよるバズ!」に出演した下平アナは、みのから「広島に行くの? 行かないの?」と問われ「2月いっぱいくらいに結論を出そうかなと思っています」と「夫と仕事」の間で揺れる悩ましい気持ちを吐露している。
そして現在、彼女の悩みを解決する「ウルトラC計画」が局内で浮上しているという。テレ朝関係者が明かす。
「今年で入社25年目となる彼女にとって、テレ朝への愛着は相当なもの。夫の移籍が決まってからも『本当なら絶対に辞めたくない』と親しい同僚に語っています。そんな中、前代未聞の奇策として、彼女の『広島レンタル移籍プラン』が浮上しているんですよ」
系列局への異動は、これまで民放のテレビ局では行われてこなかっただけに、問題が山積かと思いきや、実現の可能性は十分にあるという。
「テレ朝の系列局である広島ホームテレビに彼女を『レンタル移籍』で送り出せないかという計画なんです。これなら仕事を続けつつ、夫のサポートもこれまでどおりできる。さらには今後、長野が“巨人復帰”を果たした際には、下平アナもテレ朝に復帰できるといった、いいことずくめのアイデアですよ」(テレ朝関係者)
夫唱婦随で、女子アナとしてもう一花咲かせるかもしれない。