中高年世代には往年のアイドルとして、そして若者にはロックバンド「ONE OK ROCK」Takaの母親として知られる歌手の森昌子が、その偏食ぶりを露呈した。
その森は3月11日放送の「帰れマンデー 見っけ隊!!」(テレビ朝日系)にて、タカアンドトシや横澤夏子と共に茨城県の偕楽園を訪問。この“ぶらり旅”で森は、魚介類が食べられないことを理由に、飲食店で振る舞われた地元名物のアンコウ鍋に手を付けない姿を見せていた。別の飲食店でも刺身の盛り合わせに手を付けず、「しょうがないじゃない、食べられないんだもん」と開き直っていたのである。
「魚介類が無理という人は少なからずいます。ただ芸能人としては、ここは多少無理してでも料理に箸をつけるくらいの誠意は見せるべき。そもそも茨城ロケなら道中で魚介類が出ることは容易に想像できるので、事前に共演者やスタッフとすり合わせておくべきでした。それにTakaなど3人の子供を育てた母親としては、還暦を迎えた今も偏食ぶりを隠さないのはいささかみっともない姿だと言わざるを得ません」(芸能記者)
若いころの偏食は決して珍しくないものだが、社会経験を積むなかで少しずつ嫌いなものを減らしていくのが普通の大人というものだろう。その点、極度の偏食ぶりを克服した女性芸能人が業界で話題になっているという。
「グラビアで人気を博した南明奈の偏食ぶりは相当なものでした。まず水が飲めなくて、常にコーラをがぶ飲み。そして嫌いなものを挙げるより、食べられるものを数えたほうが早いほどの偏食で、焼き肉店ではナムル(もやし)ばかり食べていたことも。ケーキは好きですがスイーツの好き嫌いも激しく、プリンが出されると上に載っている生クリームだけを食べていたこともありました。タイでのロケではもはや食べられるものがなく、コーラとお菓子だけで過ごしたこともあるほどです」(芸能ライター)
そんな彼女も25歳になった14年に、ブログで〈水が飲めるようになりましたー!〉と発表。未だにその変化を知らないグラビア関係者も多く、「アッキーナ、水飲めるってよ」と驚かれるほどだ。
「昨年5月にはよゐこの濱口優と結婚しましたが、交際中からどんどんと偏食が改まり、今では濱口のために手料理を振る舞うことも多いようです。昨年10月に出席した会見では『キンメダイの煮付けを褒めてもらった』と語っていましたし、その姿はまさに普通の妻。あの南でさえ偏食が治るなら、森も結婚生活を通じて魚介類を克服すべきだったと思わざるを得ませんね」(前出・芸能ライター)
なお、息子のTakaは、最新アルバムの海外レコーディングで食事を作る係だったとか。どうやら偏食ぶりは遺伝せずに済んだようだ。
(金田麻有)