6月25日深夜放送のフェイクドキュメンタリードラマ「人間の証」(フジテレビ系)に主演した手島優。手島が与えられた設定は、芸能界を引退して、大人の夜のサービスをする派遣嬢になるというもの。
実年齢36歳の手島は28歳と偽り、「てじまゆう」の真ん中の2文字を取って「まゆ」という源氏名で、実はすでに派遣嬢とタレントとの二足のワラジを履いているが、ドラマの終盤では両親に「芸能界を引退して」派遣嬢の「1本に絞る」との決意を涙ながらに告げにいくという内容だった。放送後、手島はツイッターを更新。〈ヤバイ。笑笑 友達からも〉派遣嬢になったのかと〈めちゃ連絡くる!〉と綴ったり、〈ドラマですよー! これはフェイクドキュメンタリードラマですよー!! 全部セリフなのですよー!!〉などと説明。それでも誤解コメントを送ってくるファンに対し〈あの私、芸能界引退しないですよー みなさん!! 【人間の証】はドラマですよー!!フェイクドキュメンタリードラマですよー!!〉と返信するほどの大反響となった。
「手島の演技は実にナチュラルで真に迫っていて、ドラマや映画で主演を張っていても演技が“棒”な女優たちに見てほしいほどでした。もともと手島は10歳の時に劇団に入り活動を開始。08年3月公開の映画『ダーク・ラブ~Rape~』ではダンカンに襲われるヒロインを果敢に演じ、大人気ドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系)では、コミカルなゾンビを演じるなど、女優としても活動していました。しかしグラビアタレントとしての印象が強く、ドラマや映画に出演しても演技力を問われる役どころより肌見せの多い役どころばかり。バラエティ番組でもヨゴレ役を担っていました。ですが、演技力には定評があります。この『人間の証』をきっかけに同じ事務所の先輩である菜々緒のように、本格女優へと活動の場を変えてほしいものです」(テレビ誌ライター)
同ドラマのオフショットシーンでは、三浦大輔監督に「今度、映画出してくれるんですよね。証人もいっぱいいるし」と言っていた手島。ぜひとも三浦監督によるスパルタ指導で本格的な女優を目指してほしいものだ。