視聴率が20%超えを果たしたナインティナインの矢部浩之と青木裕子アナのナマ結婚披露宴。だが、肝心の結婚式の予定はまったく白紙のまま。その裏には、矢部家からの「金の無心」に困惑する新妻の姿があったのだ。
「これまで前兆がまったくない中での突然の結婚。しかも、短期間で仕込んだナマ披露宴の予想外の高視聴率にフジテレビ局内も大盛り上がり。社内公示用のポスターも気合いが入ってましたね」
と語るのはフジテレビ関係者。4月6日、生放送された「めちゃ×2祝ってるッ! 矢部浩之・裕子結婚披露宴生放送スペシャル」が、直前の3月27日に入籍した矢部浩之(41)と青木裕子(30)のお披露目ツーショットとあって、最高視聴率20・8%を記録。通常の視聴率が10%前半と低迷を続けてきた「めちゃイケ」のみならず、フジテレビの救世主としてにわかに注目を浴びたのだ。だが、その舞台裏では披露宴を巡るきな臭い動きもあった。フジテレビ関係者がこう続ける。
「当初、ナマ披露宴には、両家の家族も招待されていたんです。ところが、なぜか出席したのは、現在、芸能プロをやっている矢部の兄だけ。青木アナの家族は、テレビに出たこともないので出席を辞退。一方の矢部家も、たびたびテレビで親子共演を果たしていた両親はもとより、仲よしの弟も不在。ちょっと不思議な感じでしたね」
さらに、番組中のスピーチで、矢部は「(結婚式は)親族と内々でしますんで‥‥」と語っていたが、現在もまったく、結婚式の予定は決まっていないという。
青木を知る芸能プロ関係者も首をかしげる。
「もともと矢部さんが結婚を決意したのは、青木が『ウエディングドレスを着たい』と常々漏らしていた願望をかなえようという男気からです。ただ実際、番組では純白のウエディングドレスを披露したものの、いまだに両家での顔合わせもなし。このまま結婚式もしない意向のようなんです」
はたして、2人の間に何が起こっているのか。取材を進めると、矢部家の「金の無心」口撃に困惑する青木の複雑な心境が見え隠れするのだ。
芸能記者が明かす。
「実は、あまり矢部家と青木との折り合いがよくないんです。テレビ番組で共演した時に、矢部の両親は矢部の顔を見るなり、冗談交じりに『お金ちょうだい』と言っていますが、私生活でも、ほとんど無職状態の父親を筆頭に矢部の稼ぎに頼りっぱなし。何かにつけて金の無心をするので、矢部が青木とあまり近づけないようにしているんです。青木自身も人見知りで、ズケズケものを言うノリがあまり得意ではない。そのため、結納もせずに、家族での食事会も双方の母親を交えて4人だけの会食で済ませたそうです」