本人としてはちょっとしたボケのつもりだったのだろうが、お茶の間は冷めきっていたようだ。
坂上忍が12月13日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)での発言が視聴者に不快感を与えてしまったようだ。問題の発言は共演者の夏菜に対してのもので、「夏菜さんは(共演の)芸能人をパクパク食べているから」と、何の根拠もないデタラメを口にしたのだ。
これに夏菜は「ドラマとかやっていると、一緒にいる時間が長いから。電話番号を交換する時間もいくらでもあるから」と、共演者を食べているということは否定せずに“乗っかって”みせた。
ただ、視聴者が気になったのは夏菜の返答ではなく、やはり坂上の暴言のほうで「坂上は品がないな」「普通に坂上の発言は性的ハラスメントだろ」「こんなん訴えていいレベルだろ。本当に不快だわ」など、批判的な声が目立っている。
「バラエティ慣れしている夏菜だからこそ、平然と返せていたものの、返答を誤るとイメージダウンにもなりかねない発言ですから、振られた方も対応に困る発言だったことは間違いありません。また、坂上が女性タレントに対してデリカシーのない発言をしたのは今回に限ったことではありません。17年放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、性行為についての依存症の治療法について紹介した流れで、ホラン千秋にコメントを求める際『さあ、今も』と言って、性行為の『依存症で治療中のホランさん』と続けるという、謎のジョークでホランを紹介。これに一部共演者はウケていたものの、当のホランは『待って待ってやめてください! 信じる人、本当にいるからやめて!』と必死に否定していました。その他にも別の回では当時、新婚だった横澤夏子の不貞を疑う発言をして叩かれたこともありましたね」(エンタメ誌ライター)
この調子では、そのうちとんでもない失言で一瞬で干されてしまう可能性もないとはいえないだけに、女性タレントに対する発言にはもう少し注意を払ったほうがいいのでは?
(田中康)