2009年、フジテレビ系「爆笑レッドカーペット」の出演をきっかけにブレイクを果たしたはんにゃ。
全盛期はCM、レギュラー番組ともに10本を抱える人気ぶりだった彼らだが、現在の活動は当時と比べれば地味そのもの。
ツッコミ担当の川島章良は18年からYouTubeで「かわだしクッキング」なる料理チャンネルを配信しているものの、多くの動画の再生回数は数千回にとどまり、人気を集めるには至っていない。
そんな中、この12月にはボケの金田哲の名前が「不名誉な形」で話題となる出来事があった。テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行氏のラジオ番組「オールナイトニッポン0」(ニッポン放送)で佐久間氏が金田の「泥酔事件」について語ったのである。
先日、はしご酒をしながらお笑い対決をする「よいどれお笑い王」という企画の収録を行った際、スケジュールの都合で2軒目からロケに参加した金田はすでに泥酔。待ち時間に焼酎を15杯程度飲んでおり、食べ物が並べられるテーブルに乗るなどシャレにならない狼藉を繰り返したという。
以前からたびたび、酒癖の悪さを芸人仲間から暴露されている金田だが──。
「むしろ『泥酔芸』が再ブレイクのきっかけになる可能性もあるのでは」と、指摘するのはお笑い関係者だ。さらにこう続ける。
「今の時代、予定調和的な企画より『何が起こるか分からない企画』のほうがウケやすいことは間違いない。2020年は金田が『泥酔芸』で引っ張りだこになるかもしれません」
それが「芸」なのかはともかく、金田に注目したい。
(牧マコト)