1月7日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した堀ちえみ。昨年2月にステージ4の舌がんであることを公表。舌とリンパ節のがんを切除し、自身の太ももの組織を移植して再建するという大手術を受け、その後の壮絶なリハビリを経てやっと取り戻した声を初めて披露した。
アイドル時代から堀を知る黒柳徹子は、舌がんにかかった堀に手紙を送り励ましていたのだとか。堀は黒柳からの手紙に支えられ、お守りのようにしてきたそうで、そのため、テレビ復帰の場が「徹子の部屋」となったという。
「ネット上には『ちえみさんお帰りなさい! 復帰おめでとう』『堀さんスゴイ! こんなに上手に話せるようになったんですね』『ひと言ひと言が心に沁みます』など、堀の肉声を聞いた視聴者から感激の声があふれています。手術で舌の6割を失い再建したそうですが、ここまでしゃべれるようになるためには、血のにじむようなリハビリがあったことは間違いありません。改めて堀の肉体だけでなく精神面の強さにも頭が下がる思いです」(女性誌記者)
番組冒頭では「大変でしたけど無事戻ってきました」と涙ながらに語り、「冒頭からこんなに涙が出るとは思ってなくて」と笑顔を見せた堀。以前のようなしゃべり方ではないものの、「今の話し方は堀さんの個性」「あなたが話すこと全部わかる。今まで全然声を聞いてなくて、こんなにまで話せるようになるんだって」と感激していた黒柳に、視聴者も涙腺を崩壊させながら大きくうなずいたのではないだろうか。