テリー そろそろ話を戻そうか。部活に燃える弓道少女が、どうして上京後にグラドルになるの。
奈月 さっきテリーさんがおっしゃっていたように、学生時代に地元でもモデルのお仕事を少しやらせていただいてたんですけど、あんまり向いていなかったというか。
テリー どうして? 背も高いし、いかにもモデルって感じじゃない。しかも資料によると、ミス・インターナショナル2016日本代表選出大会にも出場しているんでしょう。
奈月 ファッションモデルって胸が大きいとダメなんですよ。服のシルエットがキレイに見えないのがマイナス要因みたいですね。
テリー 例えば、モデル時代に「東京ガールズコレクション」みたいなファッションショーに出たことは?
奈月 それもほとんどないです。やっぱり胸のせいなのか、いつも書類選考で落ちちゃうんですよ。
テリー おかしな話じゃないの。胸の大きな子だってそういう服が着たいし、ファッションの参考になるんだからさ。
奈月 ですよね。最近は胸の大きなモデルさんもショーで活躍するようになってきていますから、今後、私も出られるように頑張りたいと思っています。
テリー で、大きな胸を生かせるグラビアの世界に入ったということか。男性向けのグラビアは、ファッションモデルよりもセクシーな衣装やポーズを求められるでしょう。その辺りの抵抗はなかったの。
奈月 脱ぐことに抵抗はなかったです。DVDの中でもエッチなことを連想させるシーンや演技もあるんですが、それも全然平気ですね。もともと、他のグラドルの方のDVDを見るのが好きだったので、そういう撮影も普通に楽しんでしまっています。
テリー なるほど、素質はすでに十分あったわけだ。ちなみに何カップ?
奈月 Gカップです。
テリー 出ました、Gですよ! 俺、巨人ファンだからG党なんです。野球もブラジャーもGが一番!
奈月 アハハハ、だったらよかったです。
テリー いつ頃からそんなに大きくなったの。
奈月 どうでしょう、自分では弓道部だったから、と思っているんですが。
テリー どういうこと?
奈月 弓は15キロぐらいの重さがあって、引くのもけっこう力がいるんですよ。それで胸筋が鍛えられて、発達しちゃったのかなと。
テリー まさか弓道にそんな効果があるとは知らなかったな。よく聞く話だと、胸が大きいとサイズの合う服やブラジャーがなくて困るっていうけど、そういう苦労はあるの。
奈月 はい、下着や服は海外のものが多いです。日本でもカップ付きのキャミソールなんかはあるんですが、ちゃんとワイヤーが入ったしっかりしたものでないと胸が垂れちゃうんです。
テリー じゃあ、今日も海外のブラで来ているんだ。
奈月 すみません、今日はノーブラなんです。
テリー なんだと!? 俺、Gブラよりもノーブラが大好きなんですよ(笑)。偉いもんだね、わざわざ悩殺スタイルで来てくれて。
奈月 いえ、私、ふだんからわりとこんな服装をしていますから。
テリー ウソでしょう。こんな格好でデートに来られたら、どこに目を向けたらいいか、わからなくなっちゃうよ。
奈月 いえいえ、本当なんです。確かに男性と話していても、みんな下のほうを見ていて、あまり目が合わないですね(笑)。