芸能人には、いわゆる“持っている人”が多いという。すなわち、幸運の持ち主だ。ここぞという時に実力以上の奇跡をも起こしてしまうような、それが成功者の秘訣ともいえるかもしれない。
では、AKB48で「神セブン」にまで選ばれたゆきりんこと柏木由紀はどうか?彼女のYouTubeチャンネル<ゆきりんワールド>の3月17日投稿回<ゆきりんの浅草ちょい散歩>ではやはり“持っているオンナ”っぷりを証明していたのだ。
この回は、柏木が浅草を散策して浅草の人々と触れ合おうという“ぶらり系”の内容。大衆酒場が軒を連ねる通りを歩くと、お昼からお酒を楽しむ人たちから次々に声を掛けられ、その人気ぶりを発揮。中には「愛してるよ!」の声をかける人も。
すると、柏木は「ウソじゃん、愛してるよとか適当なこと言われたんだけど」とは言うものの、「浅草はいい街だ」と爽やかな笑顔を見せた。
ところが番組の中盤、その笑顔が曇り始めた…。
あんず飴を購入すると、ピンボールのようなゲームに参加。「2」に入ると2個、「3」に入ると3個もらえるという。「ここで私が2か3出したらスターじゃない?」とボールをはじくと、結果は「1」。「ですよね」と苦笑い。
さらには、浅草寺にて「凶が出るって有名ですよ。それで(凶が)出なかったらすごくない?」とスタッフに勧められおみくじを引くと、もののみごとに「凶」を引き当ててしまい、柏木は、ただただ不幸を絵に描いたような表情を浮かべたのだった。
しかし視聴者からは「あんずあめの1とかおみくじの凶とか、ある意味ゆきりん持ってるね!」と、ゆきりんを“持っている”オンナと認定のコメントが見受けられ、「ゆきりんの散歩動画、需要しかない」「これ普通に<ゆきりん散歩>って感じで番組になるんじゃない?」と高評価コメントもゲットしていた。
握手会の女王と称される、柏木。確かに初対面の人たちと気さくに応じる姿を見ていると、今後も散歩シリーズの継続をお願いしたい気分になる。なるほど、転んでもただでは起きないオンナ、それが「ゆきりんの強さ」かもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)