AKB48と言えば、やはり選抜総選挙。前田敦子と大島優子のデッドヒートや、指原莉乃の台頭が思い出され、「神セブン」という言葉も生まれたが、やはり人気の差が如実にわかる厳しい側面があると言えよう。
その総選挙で毎回上位に食い込んできた「ゆきりん」こと柏木由紀。当然、目標を立て、それに向かって突っ走っていたのかと思いきや、モチベーションを保つ意外な秘訣を明かした。ゆきりんのYouTubeチャンネル〈ゆきりんワールド〉、5月5日『【質問回答】柏木由紀初出しエピソード!今までで一番○○だったことは?』がそれだ。
この回はYouTubeのコメント欄に届いた質問にゆきりんが答えるといった内容。
〈芸能のお仕事をしてなかったら何のお仕事をしてましたか?〉に、「パソコン好きでオタクだったんでパソコンを使う仕事か、音楽が好きだったので音楽関係の仕事。例えば楽器屋さんとか」などと答える中、質問は進み、〈目標を達成できたらモチベーションを保つために何をしますか?〉という問い。すると柏木はこう答えた。
「目標はあまり立てないようにしてるので。例えばYouTubeにしてもチャンネル登録者数何万人とか何万再生が目標とかまったくなくて…。その目標があるとそこまでは頑張れるけど、それを達成した時に、『もういいや』ってなっちゃうんですよ。(中略)こんな風にしてみよっかなあぐらいにしてたら、気づいたら言ってた通りにできたなあとか。そのぐらいだとモチベーションをなくすこともないし、目標を達成できなくて辛いっていうこともないので、私は目標を決めずに、目の前のことを頑張る。それで10年以上AKB48をやってました」
これに視聴者からは〈目標を立てないことでずっとがんばれるというのは、陰の努力家イメージなゆきりんから出てくる言葉と考えると素敵だなと感じました〉と、好印象のコメントが見受けられた。
大きな目標も大事だが、目の前の1つ1つを積み重ねることはもっと大事ということだろう。数々の戦いの場を乗り越えてきた柏木だからこその努力家キャラがにじみ出る、含蓄のある言葉である。
(ユーチューブライター・所ひで)