芸能界のご意見番的存在の和田アキ子。酒の席でのエピソードは、たびたびタレント仲間からネタにされるが、果たして実際の話なのだろうか?
和田が司会を務めるバラエティ番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)の準レギュラーである陣内智則が、自身のYouTubeチャンネル「陣内智則のネタジン」5月6日投稿の「陣内智則【芸人人生大ピンチの話】あの大物が大激怒!」の中で、和田を怒らせ干されそうになった過去を激白した。
深夜まで続くスタッフとのネタ作りの最中だったと、陣内は振り返る。その時、ケータイにスピードワゴンの井戸田潤の番号から着信があり、出ると第一声が「おい、何してんねん!」とオッサンの声…。陣内は、井戸田が落としたケータイを酔っ払いが拾い、いたずらでかけてきたのだと思い込み、「何や、お前誰や!」と応じたという。すると相手は怯むことなく「誰や!って誰に言うとんねんお前!」となおも威勢よくやり返してきたそうだ。そして電話ごしにしばらく丁々発止を続けていると、相手が〈ウチや、和田や!〉と叫んだというのである。
「…ん? ウチや、和田や…って言う和田って、あの和田しかおらへん」
と、そこでようやく和田アキ子からの電話だったと気付いた陣内。どうやら、和田と井戸田は一緒に飲んでいたようだ。陣内はケータイの番号を変えたばかりで、和田にはまだ伝えておらず、和田がかけてもつながらないのに井戸田のケータイからはつながったことに、「なんでウチには番号教えてないのに井戸田には教えてんねん!」と和田が腹を立てての第一声が、「おい、何してんねん!」だったのだ。
「もうええ!」と酔った和田に一方的に電話を切られ、もう芸人人生終わったと一度は観念したのだとか…。それでも、当時事務所の先輩だった島田紳助氏に相談し、紳助氏が和田との仲介に立ち、事なきを得たのだという。
もちろん話を盛っている部分もあるだろうが、紳助氏がいなかったら、ひょっとして陣内は芸能界に残れなかったかも。(ユーチューブライター・所ひで)