不謹慎極まりないとはこのことか。7月18日に30歳の若さで急逝した俳優の三浦春馬さんを巡り、フリマサイトや通販サイトで三浦さん関連のグッズが価格を爆上げしているというのである。
4月25日に発売された写真集付きの書籍「日本製+Documentary PHOTO BOOK 2019-2020」は定価が税込5280円のところ、7月20日早朝の時点でアマゾンでは4万円台に高騰。メルカリでは1万円前後が相場になっているようだ。2015年発売の写真集「ふれる」は7000円前後、2010年発売の「Switch」は5000円前後と相場が下がるものの、出品は相当な数に上っている。
「これらの出品はもともとのファンではなく、今回の訃報を聞いてすぐさま通販サイトで在庫を買い集めた転売ヤーの仕業でしょう。それは多くの出品に【新品】や【未開封】といったタグが付けられていることからも明らかです。突然の訃報に世間にショックや悲しみが広がっている中でも、三浦さん関連のグッズに希少価値を期待する転売ヤーが少なくなかったようです」(芸能ライター)
転売ヤーにとっては“訃報も飯のタネ”ということなのか。ファンの気持ちにつけこむ“背取り”商売には、より一層の厳しい視線が送られることになりそうだ。
(金田麻有)