俳優の伊勢谷友介容疑者が9月8日、法律違反の薬物に関する取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。東京都内の自宅で室内から薬物が見つかり、現行犯逮捕されたという。
伊勢谷容疑者は9月5日に最終回を迎えたドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)にて警察学校の教官役を熱演。いったいどんな気持ちで警察官の役を演じていたのかと首をひねりたいところだが、どうやら本人の中では矛盾なく薬物と警察官役が併存していたのではないかとも推測できる、こんな指摘がある。
「薬物にもいろんな種類がありますが、伊勢谷の逮捕理由となった大麻は医療用途でも使われるほか、アメリカでは嗜好目的でも販売が解禁されている州があり、有毒性が低いという論文もあります。高樹沙耶のように大麻解禁を声高に主張したうえで、違法所持で有罪判決を受けたケースもある。伊勢谷も大麻に関しては同様の、合法化してもいいのではないかといった考えを持っている可能性があるというのです」(芸能ライター)
ここで気になるのが、伊勢谷容疑者が2012年に発したツイートだ。伊勢谷は薬物を題材にしたドキュメンタリー映画「スーパー・ハイ・ミー ~30日間吸いまくり人体実験~」を紹介したテレビ番組について「馬鹿ウケでした!!!」とツイート。その上で気になることもツイートしていたというのである。
「大麻の害を懸念する指摘に対して伊勢谷は《大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ》とリプしていました。これは大麻解禁派や容認派がよく使うレトリック。こんな発言をみると、伊勢谷自身、モデルや俳優の活動で海外に行く機会も多く、すでに海外で嗜んでいた可能性さえ考えられます。ともあれ大麻に対してそこまでネガティブな印象は持っていなかったんじゃないでしょうか」(前出・芸能ライター)
今回の逮捕で、9月6日に出演部分の撮影を終えたばかりの来年公開予定の映画「いのちの停車場」からの降板も予想される伊勢谷容疑者。それでも大麻に対する意識に変化は生じないのかどうかにも注目が集まるところだろう。
(金田麻有)