10年にわたってコンビを組んだ蛭子能収が引退し、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)から引退した太川陽介。バス旅そのものは田中要次と羽田圭介に譲ったが、「ローカル路線バス陣取り対決旅」と「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」を続けている。両番組とも短期間で次々と放送され、高い人気をキープしているようだ。そんな太川のバス旅番組に新たな企画が加わることが明らかになった。
11月28日に配信された「テレ東ほぼほぼ無観客フェス『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 ファンの集い~太川&蛭子&マドンナ生出演!今だからいろいろ聞いちゃおう会~』」でのこと。これは太川と蛭子、マドンナの加藤紀子、番組プロデューサーがバス旅秘話を明かすネット配信。その中で番組プロデューサーがポロッと「次は鬼ごっこです」と口をすべらせた。
「詳細は明かしませんでしたが、『鬼ごっこ』というキーワードだけでもどんな旅なのか想像できます。普通に考えれば、太川チームとライバルチームのどちらかが鬼になって、相手を追っかける内容でしょう。利用できるのはもちろんローカル路線バスだけ。目的地は決めず、エリア内を自由に移動していいというルールではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
これだけで早くもおもしろそうな予感がしてくるが、問題は太川の相手チームを誰が率いるのかという点。乗り継ぎ対決旅では鉄道好きの女優・村井美樹が鉄道チームのリーダーを務め、太川すら感心する絶妙なルート選びを行っている。陣取り対決は当初、川崎麻世が率いていたが、2回目からはA.B.C-Zの河合郁人がリーダーに就任。11月18日に放送された第3回では驚異の一手を繰り出し、太川を震撼させた。
「バス旅のプロである太川に対抗できる人はなかなかいません。人選を誤るとまったく勝負にならない可能性があります。もちろんそれは制作サイドもわかっているでしょう。誰をブッキングするのか楽しみですね。バス旅Zの田中か羽田ならおもしろくなるんですが‥」(前出・テレビ誌ライター)
太川陽介の新たなバス旅はどうなるのか。放送日を楽しみに待ちたい。