12月21日発売の「週刊現代」が、大みそかに放送される「NHK紅白歌合戦」の裏側を報じた。NHKはギリギリまで、紅白の演出について頭を悩ませているという。
「記事のよると今年の紅白は、新型コロナの感染者急増を受け、現場で密にならないよう大半の出場者が事前収録で対応するという案が浮上しているのだとか。しかし大みそかといえば、嵐が活動休止前に最後の生配信ライブを行いますから、もし紅白が収録メインとなれば、視聴者は嵐に流れる可能性がある。そのため制作陣は、もし収録案が実行された場合、どのように視聴率を惹きつける演出をしていくか、頭を悩ませているようです」(テレビ誌記者)
そんな紅白は今年、コロナ禍とあって早々に無観客開催が決定。史上初となる状況の中、4年連続で総合司会に選ばれたのが、ウッチャンナンチャン・内村光良である。しかし一部報道によると、司会は当初、別の人間が務める予定だったという。
「『フライデーデジタル』や『EX大衆』によると、NHKは当初、世間からの好感度が高く、NHKへの貢献度も抜群なサンドウィッチマンを司会に据える予定だったとのこと。しかし、コロナによる無観客開催が決まり、今までと状況が一変したため、NHK側は司会経験のないサンドの起用に不安を覚えたそう。それで結局、内村にお願いしたようですが、彼は去年の時点でもうやらないと周囲に漏らしていたのだとか。そこでNHKは、舞台演出を内村に一任すると提示し、頭を下げたそう。内村もコロナ禍の緊急事態とあって、断りきれなかったようです」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ、お笑いとしての実力は申し分ないサンドウィッチマン。いつか彼らが司会する紅白も見てみたいものだ。