これぞ「東北魂」と言うべきか。東日本大震災以降、支援を続けてきた、宮城県出身の漫才コンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしの2人だが、2月12日に出演した情報番組「ビビット」(TBS系)で、東北の震災復興のため寄付した額が累計で4億円に達していることを明かした。震災直後に義援金口座を開設し、現在までに被災地に届けている額である。
番組でも司会のTOKIO・国分太一や真矢ミキが驚きの声をあげたが、SNS上にも、市井の人々の「賛辞」と「驚き」、そして「感謝」の声で埋めつくされている。
「お笑い芸人はそんなに儲かるのか?という声もありますが、あくまで、どこに寄付していいかわからず、義援金サギじゃないか、なんて戸惑っている人からサンドウイッチマンが責任を持って寄付金を集め、県に託したうえで、その使われ方も逐一報告するという流れです。もちろん、彼らも単独ライブのグッズの売上金等も寄付はしていますが、すべて合わせての4億円です。ただそれにしても、4億円という金額を寄付していることは、讃えられてしかるべきことです」(エンタメ誌ライター)
しかし、ここで心配になってくるのは、伊達の「ハチャメチャ」なダイエット理論。今、クロちゃんに並んで「命を落としかねない芸人」とまで言われているのだ。
「ラーメンに大きなエビの天ぷらが乗った“天ぷら中華”を食べながら『ラーメンのカロリーと天ぷらのカロリーがぶつかり合って、カロリーが外に出ていっちゃう』と真顔で語り、『ドーナツは真ん中が空洞だし、形がカロリーゼロを示しているから太らない』『カステラは、潰せば小さくなるから太らない』と主張しています。もちろん、半分ネタでしょうが、伊達の体型を見れば、存分にカロリーを摂取していることは明白。過去に出演した番組でも、医師に『今この瞬間に死んでもおかしくない』と宣告されているだけに、心配なんです」(前出・エンタメ誌ライター)
震災当日も地元のローカル番組の仕事で宮城県内にいたサンドウィッチマンの行動は、誰にもマネできることではない。それだけに、こうした取り組みが続いていくように、余計なお世話かもしれないが、自己管理にも目を向けてほしいと願わずにはいられないのだ。