95年にF1ドライバーのジャン・アレジと結婚し、芸能活動を休止した女優の後藤久美子。19年末に映画「男はつらいよお帰り寅さん」で24年ぶりに女優復帰を果たしたものの、本格的な芸能活動再開には至っていない。国民的美少女として人気を博した彼女の復帰を望む声は今も多いが、それが現実になるかもしれない。鍵を握っているのは息子のジュリアーノ・アレジだ。
長男のジュリアーノは父・アレジと同じレーシングドライバーとして活動。昨年はF1のひとつ下のカテゴリーであるF2に参戦していた。
「ジュリアーノはフェラーリの育成アカデミーに所属していましたが、これを離れることになりました。これはF1昇格が絶望的になったことを意味します。そのため、今後どうのするのか注目されていました」(モータージャーナリスト)
海外のメディアが1月27日未明に報じたところによると、ジュリアーノは今年、日本でレース活動をするという。父・アレジが日本のスーパーフォーミュラとスーパーGTに息子が参戦することを認めたと報じた。
アレジは近年、息子のレースに付きっきり。ジュリアーノが日本でレースをすることになれば、アレジも日本に滞在する日が増えるのは間違いない。
「そうなれば後藤も生活の拠点を日本に移すことも考えられます。芸能活動の機会も増えるのではないでしょうか。撮影期間が長い映画や連続ドラマは難しいかもしれませんが、単発のドラマやバラエティ番組への出演なら支障はありません」(芸能関係者)
アレジ家の経済状態も後藤の芸能界復帰を後押しする可能性もあるという。
「レースを続けるのはとにかくお金がかかります。アレジは去年、息子のレース活動を続けるために愛車のフェラーリF40を売却して資金を作りました。ところがそれでも足りず、F1昇格をあきらめたという背景があります。今後もレースを続けるのであれば、お金は少しでもあったほうがいい。後藤さんが息子のために芸能活動をしてお金を稼ぐことはあるかもしれませんね」(前出・モータージャーナリスト)
後藤久美子が芸能活動を活発化させるのであれば大歓迎。もし息子のために写真集で文字通り「一肌脱ぐ」となればありがたいのだが。