稼ぎ頭の米倉涼子、今後の活躍が期待されていた岡田結実が今年に入って次々と退所したことで、世間から心配の声があがっている大手芸能事務所のオスカープロモーション。
同社が世間に広く知られるきっかけとなったのは、1987年から主催している「全日本国民的美少女コンテスト」にほかならないだろう。そしてこのコンテストを主催するきっかけとなったのが、1986年にドラマ「テレビの国のアリス」(NHK)で女優デビューし、「国民的美少女」というキャッチフレーズを得たゴクミこと後藤久美子の成功だ。そして、「第2のゴクミを探せ」をコンセプトに始まった「全日本─」により、米倉をはじめ上戸彩、剛力彩芽、武井咲など、数々のスターが誕生したのだ。
しかし現状は、昨年7月に第2子を出産。すでに放送中のドラマ「半沢直樹」(TBS系)にレギュラー出演している上戸には「働きすぎでは?」との声、18年3月に第1子を出産して以来、ドラマ復帰していない武井には「子育てが大変なんだろう」との声があがっているという。そして剛力には、芸能活動より復縁したZOZO前社長の前澤友作との生活に忙しいように見えるとの指摘もある。
「そこで、ぜひとも復活してほしいのが後藤です。後藤は『生涯オスカーを離れることはない』と宣言しています。退所するタレントが急増している現状が事務所の存続を揺るがすような窮状であるのなら、後藤はひと肌でもふた肌でも脱ぐことでしょう。事実婚している元F1レーサーのジャン・アレジとの間に生まれた末っ子も今年で13歳ですからね。もう手がかからなくなったのではないでしょうか」(女性誌記者)
変わらぬ美貌で、事務所を救えるか。