朝の情報番組「あさイチ」(NHK)のメインキャスターを務める近江友里恵アナが3月末に同局を退職することが報じられ、早くも「近江ロス」が広がっている。
2月10日放送の「あさイチ」の冒頭、MCを務める博多華丸大吉の大吉が「ちょっと近江さんのニュースがネットのほうでチラチラと…」と切り出すと、近江アナ自身も「ちょっとお騒がせしておりますが、改めてまた、お話しさせていただければと思いますので」とコメント。
このやり取りを見た視聴者からは「えええ! 近江ちゃん、退職なの。寂しい」「ううう近江ちゃんやめちゃうのぉ。毎朝癒やされてたのに」「何だかもう近江ちゃんロス。福岡局の頃から見慣れてきたので寂しい」といったコメントがネット上に書き込まれている。
近江アナは2012年にNHKに入局。熊本放送局、福岡放送局を経て2016年春に東京アナウンス室へ移動すると、桑子真帆アナの後任として人気番組「ブラタモリ」の4代目アシスタントを担当。その頃から「飾らない自然体がいい」「孫とおじいちゃんみたいな感じでほっこり」といったコメントがSNSにも寄せられるほど、人気となっていった。
「18年4月からは、退職した人気の有働由美子アナの後を受けて『あさイチ』のメイン司会に就任。20年3月に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさんが、朝ドラ『エール』(NHK)に初登場すると涙ぐむ姿は印象的でした。さらに早稲田大学応援部のチアリーダーをしていたことから、『エール』に早稲田の応援歌『紺碧の空』が登場すると、番組の公式インスタグラムで掛け声と振りの一部を披露するなど、愛されキャラで人気が高かっただけに残念です」(スポーツ紙記者)
退局&番組降板を惜しむ視聴者からは、最後の「あさイチ」のトークコーナー「プレミアムトーク」で、「ブラタモリ」で共演したタモリのサプライズ出演を期待する声も。2人のペアショットを、ぜひとももう一度見せてほしいものだが。(窪田史朗)