2月7日、自身のインスタグラムを更新し、2月末でTBSを退社することを発表した、笹川友里アナ。
笹川アナは大学卒業後、TBSのアナウンサー採用試験では不合格だったものの、その後に受けた一般職の試験で合格。2013年4月に入社後は情報番組「王様のブランチ」などでADを務めていた。そんな中、“美人すぎるAD”として話題となり、入社1年後、当初の希望通りアナウンス部へ異動。14年6月にアナウンサーデビューを果たした。
一方、私生活では16年、元フェンシング日本代表の五輪・銀メダリストで、日本フェンシング協会の会長である太田雄貴氏と17年12月に結婚を発表、19年6月には第1子となる長女を出産している。
笹川アナは7日放送のラジオ番組で「夫と娘のバックアップに使う時間を増やし、それ以外の時間で仕事をやっていきたい」と退社理由について説明していたが、一部では違う見方もあるようだ。
「以前からTBSのアナウンサーたちが、外部のフリーアナを情報・報道番組のメインキャスターに起用していることに不満を抱いているといわれています。笹川アナの退社理由も本当はそれではないかというわけです。実際、TBSでは、14年に田中みな実アナ、15年に枡田絵理奈アナ、16年には小林悠アナ、17年に佐藤渚アナ、19年に吉田明世アナ、林みなほアナ、宇垣美里アナと人気アナの退社が続出していますからね」(テレビ誌ライター)
そういえば昨年3月、元テレビ東京でフリーの大橋未歩アナが「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、「TBSアナウンサーの子たちに聞いたのは、なんでTBSを辞めるのかっていうと、帯が全員外注だから辞めるって言ってましたね。朝は夏目三久ちゃん、夕方はホラン千秋さん、夜は小川(彩佳)アナってなって『全部外注で私たちに帯の仕事が回ってこないから辞めるんです』って」と、以前テレビ番組で共演した際に聞いた話として暴露していた。
近年、テレビ局は経費削減に努めているとされるが、そうであれば外部の人材を極力減らし、自社アナを多用したほうが制作費を減らせるのは自明の理。局アナが、いろいろと不満を募らせるであろうことは想像に難くない。
TBS女子アナの退社は笹川アナのあともまだ続くのか。
(鈴木十朗)