5月28日発売の女性ファッション誌「VOGUE」でのインタビューは、女優・広末涼子の艶っぽさをさらに深掘りしていく。性や快楽を積極的に語る女性が増えてきた風潮について聞かれ、こう答えているのだ。
「私自身は性や快楽について語ることに正直抵抗があるんです。新しい時代に乗っかれなくて残念なのですが、世代でしょうね。ただ、敢えて露骨に言葉にしなくても、性も快楽も愛する大切な人に対する情熱や信頼、絆とイコールなんじゃないかと思うんです。(中略)情熱的にその人と交わることは大切ですし、それを語ることは女性を輝かせますから」
世代間のギャップを認めながらも、性と快楽の重要性を説き、インタビュー終盤では、母親目線での「性の教育」の問いにも真正面から自分の考えを伝えている。
「私たちくらいの世代が性を恥ずかしいもの、隠すべきものと考えてしまう背景には、かつての間違った性教育もあります。いまの子どもたちには私たち世代のようになってほしくないので、うちの子どもとは性のことについても目を見てオープンに話すようにしています」
広末は14歳で芸能界デビューすると、96年に出演したNTTドコモのポケベルのCMに出演して大ブレイク。清純派として一時代を築く一方、私生活では結婚、出産、離婚、再婚を経験したことで、四十路になった今、愛欲についての考えを発信できるまでになったのだろう。
そんな広末は、グラビアでも肌見せが加速。背中部分がパックリと開いた黒の「ジバンシィ」のドレスを身にまとって振り向くバックショットでは、ヒップの割れ目付近ギリギリまで肌見せして、健康的な“背中マッパ”を披露している。
さらに極め付きは最後のカット。サイズ大きめの白いジャケットを大胆にはだけ、こんもりと盛り上がる胸の渓谷が露わに。台の上に座って組んだ美脚は、ノー肌着を疑うほどに大タイプから臀部付近まで全見せなのだ。芸能評論家の尾谷幸憲氏によれば、大ブレイク期に「週刊プレイボーイ」の表紙を飾っていた頃は、「へそ出しはしても」、胸元や渓谷を強調することはほとんどなかったという。それが数十年の時を経て、「ここまで大胆に変貌」を遂げ、広末史上、最大肌見せのグラビアになったのではないか、とも。「愛欲」にも理解を示す成熟した女優に“進化”したことで、「今後の映像作品でも美ボディの見せ場に期待です!」(尾谷氏)とのことだ。
90年代後半に芸能界を席捲したように、熟美女になって再ブーム到来なるか。