かつて一世を風靡した特撮ヒロインも、その後、姿を消した女優が少なくない。彼女たちの消息を追った。
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昭和50年代の戦隊ものの代表作と言えば「秘密戦隊ゴレンジャー」(75~77年)だ。その紅一点モモレンジャーことペギー松山を演じたのが小牧リサ(57)。すらりと伸びた脚線美で、子供たちだけでなく世のお父様方まで魅了した戦隊ヒロインの元祖とも言える存在だ。その彼女だが、現在、四谷でスナックを経営している。ぜひお酒を飲みながら決めゼリフの「いいわね? いくわよ!」を聞いてみたいものだ。
一方、戦隊シリーズの第7作として知られる「科学戦隊ダイナマン」(83~84年)でダイナピンクの立花レイ役を演じた萩原佐代子(48)。ホットパンツからのぞくムチムチした太腿が魅力的で、彼女が初恋の相手だったという男性も少なくない。その後の芸能活動は「ウルトラマン80」などでも活躍したあと引退して結婚。ところが、ものの数年後に離婚。その後、保険外交員などを経て再婚。以降は子育てと並行しながら、結婚相談所のカウンセラーを務めたり、携帯サイトの占いコーナーを担当するなど多彩な活躍ぶりを見せている。まさに波乱万丈な人生が、結実しているようだ。「星獣戦隊ギンガマン」(98~99年)でギンガピンクのサヤ役だった宮澤寿梨(30)。ピンクのミニスカから時折のぞくパンチラのみならず、豊満なバストの揺れにお父さん世代のファンも多かった。女優業のかたわらパチスロやパチンコ雑誌のライターとしても活動していたが、現在は芸能活動を休止している。
94年に「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でプテラレンジャーのメイ役で出演した千葉麗子(36)。〝電脳アイドル〟と呼ばれブレイクするが95年に芸能界を引退。現在はヨガのインストラクターとして活動中だとか。
意外なところでは、「ミニスカポリス」でデビューしたと思われていた来栖あつこ(33)だが、デビューは6年の「激走戦隊カーレンジャー」のピンクレーサー役だった。一時、休業していたが、今も元気に芸能活動中だ。
00年代のライダーシリーズの嚆矢となった「仮面ライダーカブト」(06~07年)に岬祐月役で出演した永田杏奈(29)は、その後、芸能界を引退し、昨年ヘッドアクセサリーブランド「Ange Bloom」を立ち上げた。
「未来戦隊タイムレンジャー」(00~01年)タイムピンクのユウリ役で出演した勝村美香(31)は、3月11日に起きた東日本大震災により、現在、茨城県の実家に戻り、家族や親族の心のケアに当たっているという。
こうして見ると、同じヒロインでも、たどる人生は実にさまざまである
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