「まずは気持ちの切り替えという部分がいちばん大きい。いつも通り戦ってくれれば、メダルのチャンスはある」
7月29日の卓球女子シングルス準決勝、中国の孫穎莎にストレート負けした伊藤美誠に対し、スタジオから声援を贈ったのは福原愛(32)だった。26日の混合ダブルス戦でも初優勝したペアを祝福した福原だが、私生活ではこのわずか2週間前に卓球・元台湾代表の江宏傑(32)との離婚が成立したばかり。それだけに観戦中の視聴者がSNSで〈よく出演したな。メンタル強すぎ〉などと、驚きの声を上げるほどだった。
女性誌デスクが語る。
「今年1月に、夫のモラハラを原因に、2児を台湾に残したまま単身帰国しました。しかも3月には、既婚の商社マンと中華街などを練り歩く“横浜デート”が報じられた。本人は不倫関係を否定しましたが、横浜のホテルに1泊した翌日には自分の自宅に招き入れ連泊する濃厚ぶりで、五輪という晴れ舞台での出演が危ぶまれていました」
幼少時代から「泣き虫愛ちゃん」として絶大な支持を集めた福原とは、まったくの真逆イメージ。それ相応の代償が待ち受けるはずだ。が、一方ではスキャンダルが焼け太りのチャンスとの声も。出版プロデューサーが打ち明ける。
「実は一部出版社が福原の写真集を企画しているんです。彼女は昨年に台湾でも写真集を発売し、現地では大ヒットした実績がある。今度は離婚騒動についての告白本、さらには三十路色香を打ち出したセクシーフォトブックという2段構えでオファー、交渉すると言われています」
なりふり構っていられない状況に陥ったのはわかるが、スキャンダル余波で人気に陰りは見えないか。
「いえ、台湾人の夫と離婚したことを、中国人のファンが大歓迎しています。開会式を観戦した彼女が中国版Twitterのウェイボーで『中国チーム来た!みんな赤いマスクをしている』とつぶやくと、大きな話題になったほど。台湾と疎遠になったことが後押しし、中国での愛ちゃん人気は絶大です」(前出・出版プロデューサー)
14億人の巨大市場が成熟した愛ちゃんボディを待っているのだ。福原が懇意にする都内・洋菓子店店主によれば、
「騒動で3カ月間、家から出られなかったと嘆いていたけど、2人の子供とは『テレビ電話で毎日話しているの』ってケロッとしてます」
ぜひともビジネスチャンスをものにしてほしい。