8月21~22日に放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)が、世帯平均視聴率で12.0%、昨年の15.5%からは3.5ポイントの下落(関東地区、ビデオリサーチ調べ)に終わった。最高視聴率は23.4%で、募金リレーのアンカー走者を務めたTOKIO・城島茂がゴールし、感想を語っている場面だった。
「今年は全44回の放送中、歴代29位タイで、完全に撃沈となりましたね。最高視聴率をマークした城島のゴールシーンですが、走ると言うよりも歩くようなスピードで、ゴールと番組ラストの時間調整にも見えてしまったことから、興ざめした視聴者も多かったようです。ここ最近は、かねてよりウワサが囁かれている出演者の“高額ギャラ”疑惑がネット上でクローズアップされたり、“ジャニーズ祭り状態”の放送内容に批判的な声も大きくなっています。そろそろ番組としての役割も終わりに近づいてきているのかもしれません」(テレビ誌ライター)
ネット上では、「最後は城島オジサンがただフラついてゴール。これで感動する人いるの?」「浜辺美波のドラマもイマイチだったんだよな。若手のジャニーズ使うと結局お遊戯会みたいになっちゃう」「24時間テレビ、最近は嫌いを通り越して完全に無関心になってた」などと、冷めた声が広がっている。
昨年に引き続き、今年もコロナ禍の最中に強行開催された「24時間テレビ」。視聴率も低迷したことで、“それ見たことか!”の声が相次いでるが、はたして来年はどうなることやら…。
(ケン高田)