8月17日、解散を発表した雨上がり決死隊。同日の夜、「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」がネット配信され、宮迫博之と蛍原徹が解散の経緯を自らの口で説明した。
解散を切り出したのは蛍原。 2019年6月、宮迫が闇営業騒動で活動を休止した際にはコンビ継続の意思を強く抱いていたものの、翌年1月に宮迫が単独でYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を開設したことで気持ちのズレを感じるようになったという。
こうして結成から32年の歴史に幕を閉じた雨上がり決死隊だが、解散後も波乱が収まらない。お笑い関係者が語る。
「解散発表の翌日、宮迫は自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画をアップしたものの、批判的なコメントが殺到。当面の間、動画配信を休止することになりました(8月27日から通常更新を再開)」
宮迫が「あきらめてない」と強調する「テレビ復帰」にも暗雲が。
「『大手スポンサーからNGタレント扱いされている』と報じられたうえ、吉本興業の大崎洋会長に電話取材した8月26日発売の週刊文春によれば、宮迫に、頑張ってくれという気持ちもあるかという質問に、大崎会長は『それはないけどね(笑)』と答えており、突き放されてしまったと言えそうです。大逆風が吹き荒れているのは間違いないでしょう」(前出・お笑い関係者)
一方で「テレビ復帰に向けて宮迫が“ウルトラC”を使ってくる可能性もある」とも同関係者は指摘する。どういうことか。
「先日、とろサーモンの久保田かずのぶが千葉テレビの番組枠を自腹で購入したように、宮迫も地方局の枠を購入すれば冠番組をスタートできる。盟友で“金持ちユーチューバー”として知られるヒカルが宮迫に番組枠をプレゼントする展開も大いに考えられます」(前出・お笑い関係者)
今後の動向を見守りたい。
(山倉卓)