こと恋愛トークになるとヤバい田中だが、最終的には、
「『ひとりでいるのもつらくない』みたいな“自己洗脳”をした」
ことで、ようやく失恋の痛手から逃れたというのである。彼女の古巣TBS関係者が語る。
「田中の『オカルト頼み』は、TBSの新人時代から。当時も彼女には心酔している占い師がいて『身の振り方についてアドバイスを貰っている』と言っていました。周りからは『そのうち変な宗教に騙されるんじゃないか』と心配されていましたね。彼女は暗示によって自分を鼓舞するタイプ。そのおかげで仕事一筋の生活ができているのでしょうが、本人の言う“自己洗脳”が解けた時の反動が心配です」
そんな過去を払拭し、「溜まっている」ほどのストイックな努力の甲斐あって、女優としての評価は着実に高まっている。映画関係者が引き取って語る。
「つい半年ほど前までは『キワモノ女優』の扱いだったのに、今年の春ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系)で、安定感のあるナチュラルな演技を披露したことが評価され、本格派女優として認知されるようになりました」
10月スタートのドラマ「最愛」(TBS系)で3期連続となる連ドラのレギュラー出演を務め、11月公開の映画「ずっと独身でいるつもり?」(日活)で、映画初主演をもぎ取ったが、TBS関係者によれば、
「ジャンルを問わず、ドラマと映画の主演級オファーが多数寄せられている。23年公開の話題作『シン・仮面ライダー』にも出る方向だと聞いています」
それでも目標の「大河女優への道」にはまだ時間がかかる模様だ。
「22年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』については、NHK幹部陣が事前の『出演内定報道』に不快感を示していて、まず彼女が出演することはないでしょう」(TBS関係者)
となれば、今後はさらなる「性欲暴発」のリスクを回避すべく、厳重な危機管理を要することになりそうだ。