情報バラエティ「ニュースな晩餐会」(フジテレビ系)が9月いっぱいで打ち切りになる。司会の田中みな実(28)にとって、看板レギュラー番組の消滅は大きな痛手。だが、転んでもタダでは起きない“みんなのみな実”だった。
「よく1年ももったというのが率直な感想。昨年10月にスタートして以来、視聴率は1桁台と低迷。実は今年3月にも打ち切りの話が出ていたが、田中の経歴に傷をつけたくない事務所サイドが猛反発したそうです。これまで何とか“延命”していたのが実情です」
内幕を明かすのはフジ関係者。番組がコケた要因についてはこう分析する。
「もちろん田中1人に責任を押しつけるのは酷。番組でストーカー扱いされた男性がBPO(放送倫理・番組向上機構)に訴えるなど、ゴタゴタが続いたことも大きい。とはいえ田中は、TBS時代にウリにしていた“ぶりっ子キャラ”をこの番組では封印。あえて優等生スタイルで勝負して結果が出せなかったのは、ショックでしょうね」
田中にはまだ2本のレギュラーがあるとはいえ、相当な危機感を抱いているようだ。
「ここ1カ月でかなり痩せた印象を受けます。メイクでごまかして目立たないようにしていますが、頬はコケて、かなり憔悴しきっている様子でした」(番組スタッフ)
激ヤセの原因は番組の打ち切りだけが原因ではないという。芸能評論家の平田昇二氏が語る。
「7月にフジの加藤綾子アナ(30)の退社報道がありましたが、裏で獲得に動いたとされるのが、田中と同じ芸能事務所。ゆくゆくは加藤をテレ朝の『報道ステーション』に起用させるプランもあった。当然、この話は田中にも伝わっていて『私がいるのになぜ?』と不信感をあらわにしたと聞いています」
フリー転身してもうすぐ1年。新鮮味がなくなった田中は、お払い箱になりつつあるのだろうか。
「若い女性の好感度がまったく振るわない。女性向けのCMがテレビで幅を利かせるこのご時世、女性に嫌われるのは致命的。番組のスポンサーがそんな田中の起用に難色を示すケースもあるそうです」(前出・フジ関係者)
崖っぷちに追い込まれた田中だが、しっかりと“保険”をかけていた。女性誌記者が語る。
「田中は、どの局でも上層部の覚えがめでたい。というのも、ある大物タレントが田中をとてもかわいがっていて、局幹部を交えた会合にも頻繁に同席させています」
急な呼び出しでも、すっ飛んで来るという田中。ある宴席では、番組のロケが終わった深夜に駆けつけたにもかかわらず、
「いつもはヒマなんですけどね~」
と、局の幹部にしっかり売り込んでいたという。
「バラエティ番組によくゲストで呼ばれるのも、そうした営業活動のたまもの。でも田中としては、レギュラーが欲しくてしかたないのでしょう」(前出・女性誌記者)
田中が「深夜接待」に励んでいるとなれば、かねてから結婚が噂されるオリエンタルラジオの藤森慎吾(32)も気が気でないだろう。
「相変わらずのラブラブ状態。週の半分は藤森のマンションに通って、料理を作っているそうです」(前出・女性誌記者)
必死の営業活動で疲労困憊の田中が、恋人に慰められる姿が目に浮かぶが、
「フリーの女子アナがバラエティ路線を走っても先は見えている。ハジけたキャラでブレイクした元フジの高橋真麻(33)が、飽きられてあまりテレビで見かけなくなったのがいい例です」(前出・平田氏)
バラエティの色がついた田中には、そんなに選択肢が残されていないようだ。
「思い切って身を固めて、主婦アナとしてキャラをリセットすれば、再ブレイクの可能性は十分にあります」(前出・平田氏)
レギュラー番組終了と同時に電撃婚へ──。めでたい“晩餐会”は近い!?