グーグルの動画共有サイト「You Tube」で昨年1月1日以降アップロードされた動画の再生数トップ10が発表され、きゃりーぱみゅぱみゅのミュージックビデオ(MV)が、国内総合トップに輝いた。
国内動画1位に輝いたのは、再生回数2600万回突破の「にんじゃりばんばん」(3月発売)。3位「インベーダーインベーダー」(5月発売、約1600万回)、4位「ふりそでーしょん」(1月発売、約1500万回)と、昨年発売したシングル曲がいずれも1000万回超えでランクインしている。
「1人で1、3、4位をゲットするんですから、たいしたもんですよね。原宿カワイイ大使に任命され、珍妙な名前にまごついたのも今は昔。まだ弱冠20歳ですよ。先が恐ろしいです。きゃりぱみゅのMVはクールジャパン、ジャパンカワイイの代名詞になって、海外でもすごい人気になってるんですよ。あのレディー・ガガも『ジャパニーズ・ガガ』と呼んで、一目置いているくらいです。年末年始の間、海外からの旅行客を倍増させるために、日本の国際空港で嵐が巨大ポスターで出迎える一大キャンペーンを実施していますが、実はあれが不評。『きゃりぱみゅのほうがふさわしい』という声が多く寄せられているそうです。まあ、ジャニーズ事務所が強大な政治力とノーギャラでポスターのモデルを務めているという『大義名分』を押切って割り込むのは難しそうですけど」(芸能ライター)
レコチョクの着うたランキング部門でも、きゃりぱみゅの「にんじゃり──」が1位を獲得。大晦日の「紅白歌合戦」にも初出場するなど、今や「新女王」の呼び声も高い。そんな彼女の私生活についてはあまり聞こえてこないが、テレビ誌記者はこう話す。
「東京・西東京市で生まれ育ち、両親はしつけには厳しくて、ゲーム機も持たせてもらえなかった。当然、だらしない格好もダメで、私服もスカートオンリー。嘘をついたり、口答えしたりした時は容赦なく張り手が飛んだそうです。高校生になっても門限は夜8時、携帯は夜8時から朝6時まで厳禁だったとか。化粧をして高校に通っていたのが母親にバレた時には取っ組み合いの大げんかに。それでも、今は娘のライブにも夫婦で出かけて声援するほど、親子仲は良好のようです」
イケメン俳優の小谷昌太郎やモデルの鈴木勤、SEKAI NO OWARIのボーカル・深瀬とのデート現場を撮られるなど、熱愛スキャンダルも多いきゃりぱみゅ。2014年も国内外から注目を集めそうだ。