明石家さんまが、11月13日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。ファンサービスに関して後悔していることがあると明かした。
ファンへの“神対応”で知られるさんま。新幹線の中で食べる弁当が話題になった際、「弁当食べる時も、隣のサラリーマンが“こぼすんだろうな”ってずっと見るんですよ。わざとこぼしてあげたら、笑ってます。何でこんなことせなあかん?でも、そいつにとっては一生の思い出やわな」と期待通りの行動を取っていると明かした。
だが、さんまは「昔、ひとつ後悔しているのが、オレがちょっと疲れていたのか、しんどかったのか、急いでいたのか」と切り出し、コンビニの前にいた中学生たちについて振り返った。
「コンビニ袋をふくらまして車の後ろのタイヤの所に置いて、後へ下がったらパーンって音が鳴るいたずらを中学生のやつらがやっているのを、オレはコンビニから『あいつらまたやっとるな』と思って(見ていた)」というさんま。中学生はさんまの車にもそれを仕掛けたが、「バックしてパーンって鳴ったんで、オレが飛び降りて『パンクやっ!』って驚いてあげたらいいってわかっていたんですけど、そのままスッと去った」という。
さんまはこれに、「あれね、ずっと心残りなんです。今でもそれを悔いているくらいやから。あいつらは、やってほしかったやろうなぁって。そしたらオレのファンになっていたやんか、絶対。オレが『パンクや、ワーッ!』って言って、ジャッキ持ってきてタイヤ上げてあげたらゲラゲラ笑うって、わかっていたんですけど、『なんやコレ邪魔くさい』と思って帰ってしまったことを今でも悔いている。それだけは反省。やっぱり乗っかってあげなきゃいけないね」と後悔を明かしつつ、「でも、こっちも気持ちとか体調とかあるのでね。そういう時は許して下さい」と笑った。
こんなことが今でも悔やまれるとは、日頃、どれだけサービス精神を発揮しているのかが窺える。
(鈴木十朗)