今や「女子アナ」という文化は、テレビ界のみならず、写真集などの分野においても大きく貢献する。そんな2021年の「輝いた女子アナ」を部門別に表彰しよう。
まず、王道である「アナウンス部門」から。女子アナ評論家の丸山大次郎氏は、NHK・和久田麻由子アナを即答で推した。
「これまで『おはよう日本』、『ニュース9』、『五輪キャスター』、『紅白司会』と、NHKアナの花形番組をほぼ担当しきった印象です。昨年から担当する『ニュース9』は、番組のイニシアティブを取り、本当のメインキャスターになったという感じです。押しも押されもしない看板アナだと思います」
芸能評論家の織田祐二氏は、民放の対抗馬としてテレビ朝日・弘中綾香アナの名を挙げる。
「弘中アナは、番組がリニューアルする時に上司と『弘中が必要ですか?』って話になったそうです。上司に『私が一極集中でやっていくと、数年後は誰がやるんですか。後輩を育てないと会社として良くないですよね?』と迫ったんです」
その発言をテレ朝で本人が堂々と語るのも、局から信頼されている証左だ。続いて、新人賞に輝くのは?
「女流棋士から鳴り物入りでフジに入社した竹俣紅アナは、やはり堂々としている。話題の小室圭さんの自宅前で、プレッシャーと小雨に負けず渾身のレポートでした。上層部の評価も高いようです」(前出・織田氏)
11月30日発売の「週刊アサヒ芸能」12月9日号では、ほかにも“2年目の飛躍”“突発事態”“惜別の美女アナ”など、ジャンル別に幅広く網羅しており、1年の締めくくりになりそうだ。