今年、女優へと本格的に路線変更した美のカリスマ・田中みな実(35)が精彩を欠いている。テコ入れのためには、それ相応の覚悟が求められているという。
「実は、19年に約60万部と爆発的ヒットを飛ばした写真集の第2弾が計画されているんです。前回の女性編集者と再びタッグを組み、バッストトップのポッチを超える過去最大の肌見せは確実と言われています。しかも、当初は23年の発売予定が、22年中にスケジュール変更されたというのです」(ファッション誌編集者)
満を持して出版されるべき写真集第2弾が唐突に前倒しされるのであれば、理由があるはずだ。ファッション誌編集者が続ける。
「田中が1年間ミューズを務めた下着ブランド『ピーチ・ジョン』とのコラボ商品である、ガードル付きムック本が予想外に売れなかったんです」
S、M、Lからサイズが選べ、田中が責任編集をした「丸ごとお尻book」が同梱されている商品には予約殺到で、10月20日の発売を前に重版がかかる好調ぶりだったが‥‥。
「初版と合わせて5000~6000部を刷ったら、意外にも売れなかった。特に支持者層の多くには大きすぎる、Lが大量に余っています。急遽、年末の27、28日で、田中が登場するイベントを開催。トークショー、サイン会、お渡し会に分けた3部制で計2580部を売ろうとなりました。14日段階では、お渡し会の全枠に空きがあり、田中自身もインスタライブで必死に参加を呼びかけているほどでした」(前出・ファッション誌編集者)
税込6490円の商品だが、ムック本なしで5478円というガードル単体はピーチ・ジョン店舗で爆売れ中というのに──。
「発売から1カ月足らずで、都内店舗で全サイズ完売。現在は予約制となり、最短で、2月下旬に手に入ります」(都内同店舗スタッフ)
週刊アサヒ芸能女性記者も実際に着用しているが、お尻がキュッと上がるような見た目の劇的変化こそないものの、洋服に響かず暖かいため重宝している。商品は支持され、ムック本はいらないというのであれば、“みな実神話”の崩壊を漂わせる。
ならば、女優業で盛り返してほしいところだが、11月19日公開の初主演映画「ずっと独身でいるつもり?」(日活)も、関東地区の15の映画館で上映されていたものの、1カ月足らずで1館を残して上映終了。苦戦を強いられたのだ。
「試写会の時点で空席が目立っていました。主演は田中ということになっていますが、あくまでオムニバス構成の登場人物の1人という扱いで、それを覆す演技力も見られなかった」(試写会参加者)
ピンチは逆にチャンスか。写真集で官能リベンジをかけ、カリスマ人気をV字回復させてもらいたい。